動画本編
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こんにちは。水周りメーカーDETOの恩田です。
本日は、温水洗浄便座の交換をしていきたいと思います。温水洗浄便座のDIYって結構簡単なんです。ぜひこの動画を観て一度チャレンジしてみてください。
1つ目は、トイレの中にコンセントがあるかどうか。
2つ目は、止水栓があるかどうか。
3つ目は、トイレとお風呂が一緒になっていないかです。
トイレとお風呂が一緒になっているケースだと、漏電する可能性がありますので、温水洗浄便座を取り付けるのが難しいことがあります。
この3つのケースですと、プロの方にご相談するのがいいかと思います。
それではさっそく始めていきましょう。
【既存便座の取り外し】
まず止水栓を止めていきます。こちらが止水栓です。こちらをマイナスドライバーで止めていきます。このように時計回りに回して閉めていきます。クッと止まるまで閉めてください。
止水栓を閉めたら、止水栓がちゃんと閉まっているか確認するためにタンクの水を流してください。
それでは次に、既存の便座を取り外していきます。まず、温水洗浄便座や暖房便座の場合、電源がつながっていますので電源プラグとアースを抜いてください。
次に、本体右に着脱ボタンがありますので、こちらを押して本体を外します。
本体の裏側に水抜きのバルブがありますのでこちらを開けていきます。
それでは次に、本体給水ホースを外していきます。給水ホースの中には、まだ水が溜まっていますので取り外す際には下にバケツやトレーなどを置いて水を受けるようにしてください。雑巾などがあるといいと思います。
次に、取付プレートを外していきます。便座は取付プレートにボルトナットで便器に止まっています。2本ありますので気を付けてください。
こちらの便器にはカバーが付いていますのでこちらを外していきましょう。
こちらにボルトナットがあります。こちらを外していきます。
ここで一つ補足です。
今回は温水洗浄便座から温水洗浄便座への交換でしたが、普通の便座や暖房便座から取り換える場合は、タンクからのホースが直接、止水栓につながっています。その場合は、一旦このホースを取り外してこの分岐金具を取り付けてください。
ここから温水洗浄便座へ分岐して水が流れるようになります。
便座が取り外されて、タンクと便器だけになりました。ここから、新しい便座を取り付けていきます。
【新規便座の取付】
それでは取付プレートを取り付けていきます。取付プレートに取付プレート位置決め用型紙を差し込みます。
取付プレートを、この位置に置きます。
次に、ボルトから、ワッシャー、ナットを取ります。取ったボルトを穴に差し込みます。
この時に、便器のサイズによって、普通サイズの位置、大型サイズの位置がありますので普通サイズの位置に合わせて入れるようにしてください。
プレートの用紙の黒線です。こちらが便器のフチから前に出ているようにしてください。便器のフチより後ろにあると、便座が干渉してしまいますのでこの位置にしてスタートします。
ボルトを取り付けましたら、次にワッシャーとナットを取り付けていきます。この時に、ナットを締め込みますけれども、まずは仮止めをしてください。
位置を確認しましたら、型紙を抜きます。
そのうえで、手でしっかり締めてください。この時に工具を使ったりすると、ボルトが壊れてしまいますので手でしっかり締めてください。
取付プレートに沿って本体を取り付けていきます。カチッと音がするまで差し込んでください。
次に、本体給水ホースを取り付けていきます。本体給水ホースは長さの違うものが2本ありますので温水洗浄便座の位置と止水栓の位置で長いものか短いものどちらかを使ってください。
本体給水ホースを温水洗浄便座につないでいきます。温水洗浄便座側のエルボにゴムのフタが付いていますのでこれを外してください。
次に、本体給水ホースにパッキンを必ず入れてください。
まずは手で締めていきます。手で締めこんだら、最後にレンチを使ってください。ただし、樹脂製なので強く締めすぎないようにしてください。
次にホースを分岐金具につないでいきます。ホースにはこのストレーナ付きのパッキンを入れてください。
まずは手で締めこみます。最後にモンキーレンチを使ってしっかり締めこんでください。
アース線を接続していきます。
止水栓を開いてきます。マイナスドライバーを差し込んで左に回していきます。
電源プラグを差し込みます。
「ピッピッピッ」と音がして給水が始まります。「ピー」と音が鳴ったら給水完了です。
【漏れ・動作確認】
次に水漏れの確認をお願いします。本体側のこの部分、そして分岐金具のこの部分、締めこんだところが、しっかり締めこまれていないと水漏れの可能性があるので確認をしてください。
最後に試運転をしていきます。
便座が入っていたビニール袋をこのように便座と便器の間に挟んでください。
そして、こちらの着座センサーに触れてください。この状態で、便座が温まっているかを確認します。
次に、小さい音がしてますでしょうか。脱臭機能が働いていますのでこちらが動いているか確認をしてください。
最後に、「おしり」ボタンを押してください。このようにお湯が出れば試運転は完了です。
「止」ボタンを押してください。
最後に、水が少し漏れるように見えるかもしれませんが、これはセルフクリーニング機能ですので問題はありません。
これで温水洗浄便座の交換は完了です。いかがでしたでしょうか。
意外と簡単だったと思います。
まだ、温水洗浄便座でない方、今の温水洗浄便座が古いと思われてる方、一度、ご自分で挑戦してみてはいかがでしょうか。
では、次の動画でお会いしましょう。さよなら。