目次
設置商品・仕様
【テラス屋根】
LIXIL スピーネ F型 テラスタイプ 単体 積雪~20cm対応
間口:関東間3.0間通し(柱芯々5,260mm 屋根幅5,480mm)
出幅:12尺(3,585mm)
色:シャイングレー
屋根材:ポリカーボネート(クリアブラウン)
柱仕様: 柱位置固定タイプ(柱2本)
施工方法: 上止め仕様
LIXIL スピーネ F型 テラスタイプ 単体 積雪~20cm対応
間口:関東間3.0間通し(柱芯々5,260mm 屋根幅5,480mm)
出幅:12尺(3,585mm)
色:シャイングレー
屋根材:ポリカーボネート(クリアブラウン)
柱仕様: 柱位置固定タイプ(柱2本)
施工方法: 上止め仕様
就職を機に、我が家に孫娘がやって来る!
当時大学生だった孫娘が、4月からの就職を機にウチから通勤したいと言ってきたんです。そりゃ嬉しかったですよ。もともと田舎で一人暮らしの私の身を案じて、昔から息子が家族を伴って時間があれば顔を見せてくれていたんです。なかでも孫娘と私は特に仲が良く、小さい頃から大人になった今でも、お喋りはよくするしお出かけもよくしていましたので。その孫娘の春からの勤め先がウチから近いらしく、私に今後もしものことがあったとしても安心だろうと同居を呼び掛けてくれたんです。
路上駐車はさせられない。
ただ一つ、問題がありました。それは孫娘が車を持ってくるということ。ウチからマイカー通勤をする想定だったんですね。我が家にはすでに私が運転する車が1台あって、駐車スペースを占拠していました。田舎なので買い物できる所が近くになく、車がないと毎日が不便なんです。息子が家族連れでよく来てくれた時は家の前の道路に横付けしていましたが、停めていてもせいぜい長くて1泊程度。ご近所さんも理解のある方々が多く、大目に見てくれていました。しかし、孫がウチに住むとなると、偶にが毎日になるので勝手が違います。孫は路上駐車する気マンマンでしたが、私は孫に「駐車場所を確保しないことにはウチに住まわせるわけにはいかない」と説得しました。
そうだ、庭をリフォームしよう。
しかし、孫にはぜひウチに住んでほしい。そこである日、孫を呼んでこう提案しました。「駐車場の奥にある庭をつぶして、車を停められるようにしない?」と。その場所はちょうど居間から縁側に出られる所で、バーベキューをしたり夏には花火をしたり、孫が小さな頃には自由研究で花壇に花を植えたりと、孫にとっては思い出いっぱいの場所でもありました。孫は私の提案に戸惑いつつためらいつつ「工事代とかすごくかかるんじゃない?」と聞いてきました。「駐車場を借りてもお金はかかるよ」と答えると、それもそうだと孫は素直に受け入れました。
「で、どこに頼めばやってくれるの?」と孫が言うので「それはアンタが探しておいで。お金は出してあげるから」と返すと、孫は早速、上京しているお兄ちゃんに電話をしたのですが「ネットで調べろ」の一言で一蹴されていました(笑)
ノープランだったので、業者さんのアドバイスに助けられました。
私のような年寄りにはよく分かりませんが、インターネットというのは今や物を買うだけでなく、工事の依頼までできるんですね。数日後、孫娘から「●日の金曜日、そっちに行くから。工事業者さんに見てもらうから、おばあちゃんも立ち会ってね」と連絡がありました。
当日、私も現場調査に立ち会いましたが、孫が主導して打合せするのかと思っていたら、特にプランも無いらしく「おばあちゃんはどうしたらいいと思う?」と事あるごとに尋ねられました。私もまた、特にプランなどありませんでしたので「業者さんのアドバイスを聞いてみよう」と業者さんに委ねました。
業者さんからは“花壇は一部を残して土間コンクリート舗装”“新しく設置するテラス屋根は既存のカーポートと重なるように設置してより雨に濡れにくくする”といったアイデアを提案してくださいました。場数を踏まれているだけあって判断がとても速く、説明も明快でした。孫も私も納得で、予算が合えばすぐにでもお願いします。と返事しました。
孫娘との新生活。充実した毎日を過ごしています。
土間コンクリート工事があったので工期は1週間程度かかりましたが、問題なくスムーズに工事は完了しました。孫娘を安心して迎え入れられる環境も整い、また、花壇の大部分をコンクリート敷きにしたことで、庭木にかける手間も減りました。
孫は今、社会人生活も軌道に乗り、ウチから毎朝マイカー通勤しています。孫が全てのきっかけではありますが、今回のリフォームを経て、炊事、洗濯、掃除にも張り合いができ、私もまた非常に充実した新生活を過ごしています。孫の将来もありますのでずっと同居というわけにはいかないでしょうが、この貴重な環境そして時間を日々大切にしていきたいです。
取材日:2020年1月9日
聞き手:三宅 あつし
住宅エクステリアを使う側目線で追いかけるイエソト担当編集者
取材後記
既存のカーポートを活かしながら新たに設置するテラス屋根をカーポートのように使うことで、縦連棟の2台用駐車スペースを実現した木瀬さん。お孫さんとの同居生活も毎日楽しいようで、終始ニコニコしながら、脱線も多々ありのインタビューとなりました。インタビュー時には出てきませんでしたが、テラス屋根のオプションに吊下げ物干しも実は付けられていたそうで、これもまた活躍しているそうです。この度は取材へのご協力ありがとうございました。
※ プライバシー保護の観点から、取材にご協力いただいたお客様のご氏名は仮名にて表記、写真ではなくイラストにて表現いたしております。ご理解とご了承の程、よろしくお願いいたします。