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両親が家を建て替えることに。外構業界に身を置く娘が、住まいの 外回りも楽しめるように積極サポート!

大学を卒業後、外構業界に入って以来お客さんにお庭まわりのご提案をする毎日の宮田さん(仮名)。そんな宮田さんのご両親が、古くなったお住まいを新築に建て替えることに。そこで「外構はあなたにお願いするわ」とご両親からご指名が。さて、どのようなお庭まわりができあがったのでしょうか。宮田さんに詳しく話をお伺いしました。

聞き手:三宅 あつし

住宅エクステリアを使う側目線で追いかけるイエソト担当編集者

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目次

取材後記

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設置商品・仕様

【レンガ目地】
ユニソン ソイルレンガ210
【土間乱形貼り】
ユニソン クレモナストーン(ナチュラルホワイト)
【カーポート】
LIXIL ネスカR M合掌 幅5,116mm×奥行5,382mm ロング柱25 色:シャイングレー
【門扉】
LIXIL プレスタ門扉P型 04・08-12 親扉4型 色:シャイングレー
【前庭目隠し】
角柱:LIXIL デザイナーズパーツ枕木材 100角 色:シャイングレー 9本
パネル:LIXIL ポリカパネル 1,380mm×900mm 3枚
【ポスト】
LIXIL エクスポスト フラット縦型ポスト 前入れ後ろ取り出し
【フェンス】
F&F マイティウッドフェンス 90板 隙間20mm T-17 板15段 W12,000mm
【テラス囲い】
LIXIL サニージュ 1.5間×6尺+屋根1.5間×6尺 ランマ付 正面・両側面 テラスサッシ 網戸付
【ウッドデッキ】
ValueSelect マージウッドデッキ 1.5間×4尺
【テラス屋根】
LIXIL スピーネF型 テラスタイプ 1.0間×3尺 柱奥行移動タイプ

母の希望をしっかり反映しながらも、私が自由にプラン。

家の建て替えは2017年の夏だったんですけど、設計段階で1年ぐらい?とくにお母さんがこだわってましたね。私も外構部分を手掛ける身として、休みの日に、建築士さんと打合せがある時は一緒に立ち会うようにしていました。両親と間取り図を見ながら、生活動線がこーだからテラス囲いはあーして、防犯面を考えたらあそこはこーして、、、と随分話をしましたね。建ぺい率も考えながらだったのでなかなかハードでした。お父さんは生垣の手入れが面倒なことと駐車場まわりのこと以外は静かなものでした。お母さんの要望が色濃く反映された家になりましたね。外構についてはお母さんの希望をしっかり反映しながらも、私が自由にプランした感じですかね。本業でたくさんの外構工事を手掛けていますが、環境だったり予算だったりいろいろと制約があります。が、今回は実家でしたのでそういいったものが特になかったので、便利、ステキ、カッコイイと思ったことはどんどん取り入れました。
駐車スペースと玄関アプローチは乱石貼りにしました。金額は張るんですが、お施主様に人気があるので私も機会があれば、、、と思っていたら実家の外構でその機会を得ました。門柱は造作です。色は玄関横の、アクセントとして入れた黒っぽいタイルの色に合わせました。門扉は親子開きなんですけど、子扉をポリカパネルの入ったものにしました。正面の目隠しは結構こだわりました。角柱と半透明のポリカパネルを使用したデザイン性のあるオリジナル目隠しフェンスです。しっかり目隠ししてくれるけどあまり圧迫感がないので両親も気に入ってくれています。駐車スペースには2台用のカーポートを設置しました。建て替え前は門扉を兼ねて伸縮ゲートを取り付けていましたが、お父さんが「開け閉めは面倒だからいらん」ということでオープンな状態にしました。スッと車が出せるので使い勝手が良いと言ってくれてます。また、この近所では我が家が一番カッコイイと自画自賛しています。私としては褒められているのも同然なので、お父さんがそのように言ってくれるのはうれしい限りです。
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実家に帰るたびに、何かしらモノが増えている…(笑)

実家にはよく帰るんですが、建て替えて以降、帰るたびに庭まわりにモノが増えているんですよね。後でまた話しますが、裏庭にテーブルを置いてみたりパラソル立ててみたり。うちのお母さん、前の家の時はそんなこと一切やらなかったんですけどね。洗濯物を干す以外は庭に出ることなんてなかったんです。逆に考えてみると、私の手掛けた外構がお母さんのツボにハマったってことかもしれません。
年末に帰った時は目隠しまわりにイルミネーション!角柱や下草にからめて電飾を這わせてるんですよ。それからポリカパネルの内側にチューリップ型の照明を差し込んでたりして、パネル越しにボヤ~ッと光らせてるんです。自分の親ながらかわいいなーと思ってしまいました(笑)
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母のこだわりがたくさん詰まった裏庭(主庭)まわり。

お母さんが外構で一番こだわって いたのがテラス囲いの設置です。通常は掃き出し窓のところに取り付けるんですけど、家の場合はリビングと和室の掃き出し窓の間のスペースに設置しました。お母さんがリビングから洗濯物が見えるのを嫌がったんです。生活感を感じるのがイヤだと言ってましたね。前の家で感じていたこと気になっていたことを、建て替えの際にできる限り解消しようとしていました。テラス囲いへの動線はリビングと和室、両方の掃き出し窓にウッドデッキを設置することで、どちらからでも行けるようにしました。リビング側はバルコニーが張り出しているので屋根代わりになりますが、和室の方は屋根がないのでテラス囲いの屋根を延長する形でほぼ雨を気にせず外に出られます。テラス囲いで干すことで、リビングから洗濯物が見えることは無くなりました。以前の家では靴を履いて外に出て、物干し台に洗濯物を…といった具合でしたので生活動線としてももの凄く便利になったと喜んでくれています。
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母の庭に対しての関わり方が、以前とは大きく変化。

裏庭の隣家との境界は、以前はホームセンターで買ったラティスパネルを適当に立てていただけでしたが、建て替えを機に木目調の目隠しパネルを設置しました。これで周囲の目をなんら気にすることなく、庭に出ることもできるようになりました。テーブルを置いたりパラソルを立てたり、と、前に述べましたが、暖かい時期の夕暮れ時などは、夫婦で庭先に出て、軽く一杯ということもあるそうです。お母さんは時間があれば庭先の植栽をいじったりと楽しんでいるそうで、庭に対しての関わり方が以前の家の頃とは大きく変わってきています。
外構の仕事に携わる者として大変勉強になったのは、外構が出来上がってから、住む人がどのように外構を活用していくのか、またそこからどのように生活をアレンジしていくのかを実感できたことです。仕事はあくまで外構のプランと施工までなので、その先が見えなかったのですが(あれこれ想像は巡らせてはいましたが)、今回の件を通して体験して実感できたことで、仕事にもお施主様への提案面でプラスに影響が出ていると思っています。機会を見つけては実家に帰るようにして、今度はまた両親の生活にどんなアレンジが施されているかを楽しみながら、さらに仕事に反映していきたいです。

取材日:2019年2月18日

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聞き手:三宅 あつし

住宅エクステリアを使う側目線で追いかけるイエソト担当編集者

取材後記

今回は外構のプロによるご実家の外構工事とその体験談をお伺いしました。建て替えのタイミングから外構についてご検討されていたことで、外構が後付けのものではなく生活動線の大きな軸として機能するように考えられていることに感心しました。また、プロとして外構を提供する側でありながら、使う側の立場にも立たれたことで新たな気付きもたくさんあったようです。ご両親に満足してもらいながら自分の仕事にもフィードバックされているという話には、宮田さんの仕事人としての誇りを感じました。今後ともたくさんのお客様へ素敵なお庭を提供し続けてください。貴重なお話ありがとうございました。

※ プライバシー保護の観点から、取材にご協力いただいたお客様のご氏名は仮名にて表記、写真ではなくイラストにて表現いたしております。ご理解とご了承の程、よろしくお願いいたします。
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