動画本編
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こんにちは、水周りメーカーDETOの恩田です。
今回は、水周りDIYのためにみなさんに水まわりの知識をちょっとつけていただきたいと思って動画を撮らせていただいております。
水周りのDIYっていうと結構ハードルが高い難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんけど実はそんなに難しくないんです。
水周りの基本的な知識を身に付けてぜひDIYに取り組んでみてください。
【建物と水周り】
まずは建物内の給排水の仕組みです。給排水といっても実は非常にシンプルなんです。
建物にかかわる水は、入ってくる水が「給水・給湯」、出ていく水が「排水・汚水・雨水」この3つ。これがあるだけなので覚えておいてください。
排水というのは、キッチンやお風呂から出る水、汚水というのは、トイレから出る水、雨水というのはアマミズです。
では、図で説明いたします。
まず、道路の下に水道管が通っています。
こちらの水道管から、水を引き込む管が給水管といいます。この給水管が、キッチンやお風呂やトイレにつながっています。
この給水管の1本が、給湯器につながっています。この給湯器でお湯になって、キッチンやお風呂につながっていきます。
ちなみにこの給水管の元には元栓という栓が付いています。ここを締めるとすべての水が止まります。
次に排水です。
排水というのは、キッチン、お風呂、トイレ、それぞれから出ていく水です。キッチン、お風呂は排水、トイレは汚水ということで、排水管を通って外に出ていきます。
【トイレの仕組みとDIYの手順】
それでは次にトイレの話をさせていただきます。
トイレの仕組みを説明いたします。トイレというのは、実は一言で言ってますけれども、3つの箇所から成り立っています。
便器、便座、タンク。
こちら、背中にあるのが水のたまるタンク、下側が便器、上に乗っているのが便座になります。
このトイレの水の流れはこんな感じです。給水が入ってきましてタンクに水が溜まります。で、温水洗浄便座の場合、便座にも水が溜まっていきます。で、排水で水が流れていく。
ここは、知らない方もいらっしゃるかもしれませんがタンクと便座は別々になってまして、それぞれに水がたまるようになっています。
このDIYという切り口なんですけれども、実はタンクと便器、これは結構大変なんですけれども、便座、これは結構簡単に変えられます。初めての方でも1時間あれば便座の交換はできちゃいます。
ステップも非常に簡単です。
・給水した水のところを止水栓がありますのでマイナスドライバーで止めていただきます。
・そして便座を交換します。
・給水のところの止水栓を開けます。
こちらの3ステップだけです。
【注意 あわや大惨事】
では次に、DIYにおいて2点気を付けていただきたいことがございます。それは止め忘れと締め忘れです。
まずは施工前に止水栓をちゃんと止めてください。そうしないと水が給水されつづけておりますので急に開けてしまうと水が噴き出ると、これはびっくりしてしまうことになりますのでご注意ください。
次に締め忘れ。このホースをつなぐんですけれども、締め忘れることはないと思うんですけれども、締めが甘いことがあります。そうすると、最後、止水栓を開いて給水したときに水がポタポタ漏れたりひどいと噴き出したりします。
あと水がポタポタ漏れていくと、床が腐ってしまったりマンションですと下の階に影響が出たりしますので、ここはご注意ください。
止め忘れ、締め忘れが無かったとしても、もし水が漏れてしまった困ったときは、焦らずこれ、水の流れを思い出してください。
水道管から来て、こういう水が来てます。元栓を締めてください。そうすると水は止まりますので何かあってもこれで大丈夫です。
こういったものが、水の大まかな流れになっておりますのでまずは安心してDIYに取り組んでみてください。
それでは次の動画でお会いしましょう。