音は10dB下がると約半分に感じると言われます。
一般的に、音は10dB下がると約半分に感じると言われます。防音効果を発揮するガラス窓を内窓に採用することで、80dBから40dBへと、交通量の多い道路レベルの騒音が図書館並みの静かさを実現することが可能です。
ほとんどの複層ガラスには、防音性能はありません。
最近では新築でも採用率の高いペアガラスをはじめとする複層ガラス。厚みは1枚ガラス5mmよりも厚く、16mm~24mmなど厚くなっているものの、単板ガラスと同等またはそれ以下の防音性能しかありません。一般的な複層ガラスは等しい厚さのガラスを空気またはガス層を挟んで重ねているため(等厚構造)、音の振動振幅が同じなので共振してしまい、音を通してしまいます。
中間空気層の存在による高い防音効果。
内窓を設置することで、既存の外窓との間に中間空気層ができます。この空気層が障壁となり、高い防音効果を発揮します。また、この空気層を大きくすることでさらに防音効果を高められます。空気層が狭い場合は、オプションのふかし枠を設置することで空気層を広げることが可能です。
防音効果に優れたガラス
内窓を設置するだけで空気が出入りするすき間を少なくし(気密性を高める)、音の出入りを減らすことにつながります。より防音性能を高めたい場合には、外窓よりも厚みのあるガラスや、特殊フィルムを挟んで圧着した防音合わせガラスをお選びください。