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掃き出し窓とは?メリット・デメリットから費用・補助金まで徹底解説

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【更新日】2025年11月18日

掃き出し窓

掃き出し窓は日本の住宅で最も多く使われている窓ですが、リフォームを検討する際に「どんなメリット・デメリットがあるのか」「費用はどれくらいなのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。この記事では、掃き出し窓の基本から、リフォーム費用、お得な補助金まで詳しく解説します。

掃き出し窓とは?基本の特徴と役割

掃き出し窓とは、窓の下部が床面に接している大きな窓のことです。読み方は「はきだしまど」で、かつて掃除機がなかった時代に、ほうきでゴミを外へ「掃き出す」ために使われていたことが名前の由来です。

現在では、リビングや庭・ベランダへの出入り口として設けられることが多く、「テラス窓」とも呼ばれます。高さは一般的に1.8〜2.4mほどあり、採光や通風に優れているのが特徴です。

開閉方式には「引き違い窓」「片引き窓」 などがあり、設置場所や使い勝手に応じて選ばれます。

掃き出し窓のメリットとデメリット

メリットとデメリット

掃き出し窓にはメリットもあればデメリットもあります。リフォームを検討する前に、両面をしっかり理解しておくことが大切です。まずは主なメリットとデメリットを確認していきましょう。

掃き出し窓のメリット

●採光性に優れており部屋全体が明るくなる
●通風性が高く効率的な換気ができる
●庭やベランダへスムーズに出入りできる
掃き出し窓の最大のメリットは、サイズが大きいため採光・風通しがよくなり、快適な空間づくりに貢献することです。外の景色も広い範囲で取り入れられるため、実際の部屋の広さ以上に開放的な印象を与えられます。

掃き出し窓のデメリット

●断熱性が低く冷暖房効率が悪くなる
●プライバシーの確保が難しい
●防犯性や防音性が低くなりやすい
窓サイズが大きい掃き出し窓は、建物の熱の出入りに大きな影響を及ぼします。また、一戸建ての侵入窃盗の50%以上が窓から侵入 しており、特に人目に付きづらい場所にある掃き出し窓は狙われやすい傾向があります。

掃き出し窓のデメリットを解消する方法

ひらめき

掃き出し窓のデメリットは、適切なリフォームで解消できる可能性があります。ここでは、断熱性・防犯性・プライバシーの3つの課題に対する具体的な対策方法をご紹介します。

断熱性を高めるリフォーム方法

断熱性を高めるには、既存の窓の内側に新しい窓を設置する「内窓(二重窓)」の設置が効果的です。既存の窓と新しい窓との間に空気の層ができるため、断熱効果が高まります。また、単板ガラスから複層ガラスへの交換や、熱伝導率の低い樹脂サッシへの交換も有効です。断熱性が高まれば、エアコン効率が上がり冷暖房費の節約につながります。

防犯性を高める対策

防犯対策としては、破壊されにくい防犯ガラスへの交換も効果的です。また、補助錠の設置や、窓に付いているクレセント錠を暗証番号式に交換するのもおすすめします。空き巣は侵入に5分以上手間取るとあきらめるといわれているため、窓を開けるのに時間がかかる仕組みにすることが重要です。シャッターや面格子の後付けも、物理的な侵入障壁となります。

プライバシーを守る工夫

外からの視線が気になる場合は、目隠しフィルムの貼り付けや、外から見えにくいタイプのガラスへの交換が有効です。スリットタイプのシャッターなら、採光と通風を確保しつつ、適度に外からの視線をカットできます。ブラインドやカーテンの活用、外構での目隠し対策も組み合わせると、より効果的にプライバシーを守れます。

掃き出し窓リフォームにかかる費用相場

費用相場

リフォーム費用は工事内容や選ぶ製品によって大きく変わります。予算を立てる際の参考として、主なリフォーム方法別の費用相場を確認していきましょう。

リフォーム方法 費用相場(1窓あたり) 特徴
内窓設置 約11〜23万円 工事が簡単で、断熱・防音効果が高い
カバー工法による窓交換 約23〜37万円 壁を壊さず窓を一新できる
シャッター後付け(手動) 約17〜21万円 防犯・防災対策に有効
シャッター後付け(電動) 約30〜50万円 操作が楽で、騒音も少ない
ガラス交換 ガラスの種類により変動 費用を抑えやすいが、選ぶガラスで価格が変動

表の費用はあくまで目安となるため、リフォームを検討する際は複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

窓リフォームで利用できる補助金・助成制度

補助金

窓リフォームには国や自治体の補助金制度が活用できるケースがあるため、事前に調べておくことが大切です。

先進的窓リノベ2025事業

先進的窓リノベ2025事業では、窓やドアの断熱リフォームに対し補助金が給付されます。補助金の上限は200万円/戸で、窓の場合最大約50%が還元される制度です。対象工事は内窓設置、外窓交換、ガラス交換などであり、2025年12月末までに工事が完了しなくてはならないため、早めの検討が重要です。

子育てグリーン住宅支援事業

子育てグリーン住宅支援事業は、窓や壁の断熱改修、エコ住宅設備の設置といった必須工事を実施した場合に補助金が受けられる制度です。子育て世帯や若者夫婦世帯は補助額が引き上げられるため、該当する方は積極的に活用しましょう。先進的窓リノベ2025事業と併用できる場合もあるため、どちらが有利か比較検討することが大切です。

地方自治体の補助金制度

国の補助金制度に加えて、地方自治体でも独自の補助金・助成制度を実施している場合があります。国の制度と併用できるケースもあるため、お住まいの地域の自治体窓口や公式ウェブサイトで確認しておくとよいでしょう。

掃き出し窓リフォームにもおすすめのサッシ4選

掃き出し窓のリフォームには、断熱性や防音性に優れた内窓の設置がおすすめです。ここでは、人気の高い4つのサッシ商品を施工事例とあわせてご紹介します。

インプラス

LIXILのインプラスは、樹脂製の内窓で断熱効果・結露軽減・遮音効果に優れています。独自の「ダストバリア」技術でホコリを寄せ付けにくく、お掃除も楽になります。カラーバリエーションも豊富で、お部屋にぴったりの色味を選べます。

大分県大分市の施工例

直射日光が和らぎ遮音効果も大きく、想像以上に快適になりました。ナチュラルなライトウッドGのお色の内窓が、お部屋の雰囲気に見事に調和し、温かみを感じる空間になっています

ウチリモ・プラマードU

YKK APのプラマードUは、樹脂製サッシの内窓で断熱性能に優れた定番商品です。戸先錠を採用しており、窓の開閉と同時に鍵をかけられる便利な機能があります。1窓あたり約60分で取り付けられるのも特徴です。

愛知県日進市の施工例

防音対策として掃き出し窓に設置した事例では、既存の窓枠にピッタリと収まり、違和感のないお仕上がりになりました。窓と窓の間の空気層が壁のような役割を果たし、外からの騒音が大幅に軽減されました。

プラメイクEⅡ

三協アルミのプラメイクEⅡは、寒さ、結露、騒音などのお部屋のお悩みを解決する二重窓です。スタイリッシュなグレーから和室にピッタリのイエローマーブルまで、5色の中からお部屋に合わせてコーディネートできます。

・宮城県多賀城市の施工例

宮城県多賀城市施工例
≫施工例はこちら

外部からの騒音が大幅に減少し、静かな室内環境を実現できました。ホワイトの窓枠は壁紙の色ともマッチし、とても自然な納まりです。和紙調ガラスを使用した窓からは柔らかな光が入り込み、お部屋を優しい雰囲気に演出しています。

Lite U

YKK APのLite Uは、コストパフォーマンスに優れた内窓です。プラマードUよりも手頃な価格帯でありながら、断熱・防音効果をしっかり発揮します。シンプルな機能で使いやすく、初めて内窓を設置する方にもおすすめです。

鹿児島県霧島市の施工例

鹿児島県霧島市施工例
≫施工例はこちら

既存の窓だけでは外の冷気が侵入していましたが、内窓を設置することで冷気の侵入が軽減され、エアコンで暖められた室内の空気を逃がしにくくなりました。以前は窓際がひんやりしていましたが、部屋全体が心地よく過ごせるようになったと好評です。

まとめ

掃き出し窓は採光性や通風性に優れた便利な窓ですが、断熱性や防犯性に課題があります。しかし、内窓設置や窓交換などの適切なリフォームでデメリットを解消できます。費用は工事内容により約11万円〜50万円程度と幅がありますが、先進的窓リノベ2025事業などの補助金を活用すれば、お得にリフォームが可能です。まずは登録事業者に相談して、見積もりと補助金の試算をしてもらいましょう。

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