【更新日】2024年03月19日

さまざまなタイプがあるサイクルポートを選ぶ際、「どれを選んだらよいかわからない」「そもそも必要なの?」と悩む人も多いかもしれません。サイクルポートを検討する際は、自分にとってどのような機能が必要なのかを明確にすることが大切です。
今回の記事では、サイクルポートの必要性や種類を踏まえたうえで、おしゃれなサイクルポートを10選ご紹介します。
サイクルポートとは?
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サイクルポートとは、屋外に設置する屋根付きの駐輪場のことです。主に戸建て住宅や集合住宅の自転車置き場として用いられます。
サイクルポートの役割
サイクルポートの役割は、主に以下の通りです。
・雨風や直射日光から守る
・輪止めで盗難防止に役立つ
・鳥の糞などの飛来物から守る
サイクルポートは、サビの原因となる雨や紫外線から自転車を守ってくれるため、自転車やバイクの劣化を防ぐことができます。また、サイクルポートにチェーンで鍵をしておくことで盗難防止にも繋がるほか、鳥の糞などの飛来物から自転車を守ることができるでしょう。
サイクルポートの必要性 いるのいらないの
サイクルポートを検討している際、「必要がない」という声を見聞きする機会も多いのではないでしょうか。その理由として、値段が高いことや雨風を完璧に防ぐことはできないなどが挙げられます。
しかし、サイクルポートとひとことでいっても、さまざまな種類があります。値段が高いと躊躇する場合には、DIYで組み立てが可能なタイプにすることでコストを抑えることが可能です。
また、物置タイプにすることで雨風対策も期待できるでしょう。サイクルポートが必要か否かを迷った際は、求める条件を明確にした上で検討することをおすすめします。
おしゃれなサイクルポートの種類

サイクルポートとひとことでいっても、下記のようにさまざまな種類があります。
・片流れ
・M合掌
・Y合掌
・縦連棟
・3面囲い
それぞれの特徴について見ていきましょう。
片流れ
片流れタイプは、屋根と支柱のみで構成されているサイクルポートです。省スペースで設置できることに加えて、自転車やバイクの出し入れがスムーズにできます。
M合掌
M合掌タイプは、2つの片流れを屋根で連結したサイクルポートです。4本の支柱で構成されており、より丈夫な作りとなっています。
Y合掌
Y合掌タイプは、2つの片流れタイプのカーポートを背中合わせに連結したサイクルポートです。支柱が中央に集約されるため、出し入れがスムーズに行えるでしょう。
縦連棟
縦連結タイプは、片流れタイプを縦に並べて連結したサイクルポートです。駐車する自転車やバイクが多い場合に向いています。
3面囲い
3面囲いタイプは、サイクルポートの3つの側面にパネルなどを設置したサイクルポートです。横からの雨風を防ぐことができるため、強風時による自転車の転倒などを防げます。
おしゃれなサイクルポートの選び方

おしゃれなサイクルポートを選ぶ際は、以下のポイントを考慮することが大切です。
・必要な機能を明確にする
・自転車やバイクのサイズを調べる
・設置スペースを確認する
・外観と調和がとれたデザインにする
サイクルポートの種類は多岐に及ぶため、自身に必要な機能をあらかじめ明確にしたうえで、比較検討するとよいでしょう。自転車やバイクのサイズを調べておくようにするほか、将来的に台数が増える場合はあらかじめスペースを確保しておくことも欠かせません。
また、地盤が緩くサイクルポートの設置が難しいケースもあるため、導入前に必ず設置予定場所の状況を確認することが大切です。
なお、色味やデザインを決める際は、外観とマッチしているかどうかも確認しておきましょう。どんなにカーポート自体がおしゃれであっても、外観と雰囲気が全く異なると統一感がなくなってしまいます。
もし設置イメージがわかないという場合は、業者に依頼をしてシミュレーションをしてもらうのも1つの手です。
おしゃれでおすすめのサイクルポート
ここでは、おしゃれなサイクルポートのおすすめをタイプ別にピックアップしました。
片流れ
■Value Select:プレシオスポート ミニ

自転車が4台駐車できる片流れタイプのサイクルポート。
必要に応じてサイドパネルや車止めバーなどをオプションで追加することができるため、欲しい機能に合わせて組み合わせが可能です。
■LIXIL:ネスカRミニ(ラウンドスタイル)

ベーシックなデザインの片流れタイプのサイクルポート。どのような雰囲気の外観とも調和がとれるため、自然な仕上がりになるのが魅力です。また、お求めやすい価格でもあることから、コストを抑えたい場合にもおすすめです。
M合掌
■LIXIL:フーゴRミニ(フラットスタイル)M合掌 複合色

フラット状のシンプルな屋根のサイクルポートを2つ組み合わせたM合掌タイプ。屋根枠には木目調のラインが入っており、シンプルながらおしゃれな雰囲気を演出できます。外観と合わせた色味にすることで統一感がプラスされるでしょう。
■LIXIL:フーゴAプラスミニ(アーチスタイル)M合掌 複合色

アーチ状の屋根枠に木目調のラインが入ったサイクルポート。柔らかいデザインが特徴であり、洋風の建物にもマッチします。
Y合掌
■YKK AP:アリュース ミニ Y合掌

使いやすさに優れたスタンダードなデザインのY合掌タイプのサイクルポート。支柱が中央に集まっているため、設置場所を選ばずに多様な対応ができます。自転車やバイクの出し入れもスムーズに行えるのも魅力です。
■三協アルミ:セルフィ ミニ Y合掌

カーポートと同等の強度に優れたY合掌タイプのカーポート。オプションで照明や物干し竿受けも取り付けられることから、駐輪場だけではない用途としても利用可能です。また、サイクルバーを設置することで、自転車にチェーンを用いることができるため、盗難防止としても役立ちます。
縦連棟
■YKK AP:アリュース RE ミニ 縦連棟

多くの自転車やバイクを所持している場合に最適な縦連棟タイプのサイクルポート。サイズによっては、最大16台まで駐車することが出来ます。シンプルなデザインであるため、どのような外観の雰囲気にもマッチするでしょう。
■LIXIL:カーポートSCミニ 縦連棟

スタイリッシュなデザインが目を惹く縦連棟のカーポート。ネジやボルトが見えないように工夫されるなど、細部にこだわりが詰まっています。
また、屋根と柱の色を変えることができ、エクステリアのアクセントとしても楽しめます。
3面囲い
■YKK AP:アリュース パーク

強度に優れているだけではなく、強風による音の防止対策が備わった3面囲いタイプのサイクルポート。横からの雨風を防ぐことができるため、乗り降りの際に濡れる心配が少なくなります。子どもの送迎などで利用する際に向いているでしょう。
■三協アルミ:ベルフラット コ型 パネル1段端部柱タイプ

屋根下のスペースを全体的に側面パネルで覆った3面囲いタイプのサイクルポート。通常の3面囲いよりも囲われているスペースが多いため、より雨風から自転車やバイクを守ることが可能です。
駐輪場としてだけではなく、ガーデニンググッズの物置やゴミストッカーとしても活用できます。
まとめ
今回の記事では、おしゃれなサイクルポートをタイプ別にお伝えしました。カーポートにはさまざまな種類・デザインがあるため、必要な機能を明確にしたうえで選ぶことが大切です。
とはいえ、設置スペースなどの兼ね合いから、どれを選んだらよいかわからない人も多く見受けられます。少しでも疑問があれば、まずは業者に相談してみるとよいでしょう。