【更新日】2024年11月29日

雨の日や花粉の季節に外に干さずに済むサンルームを検討している人も多いのではないでしょうか。
天候に左右されず効果的に乾かせるサンルームは、家事負担を大きく軽減してくれることが大きなメリットです。
そこで、今回の記事では、サンルームのメリットやデメリットをはじめ、洗濯物の悩みを解消した施工事例についても紹介します。
洗濯物干しにピッタリ!サンルームとは?

サンルームとは、屋内と屋外の中間的な空間として機能する半屋外スペースのことです。
通常、ガラス張りの壁や屋根で構成され、自然光を十分に取り入れることができます。
そのため、天候に左右されずに洗濯物を干すことができるほか、ガーデニングを楽しむことも可能です。
また、開放的な空間を生かして、家族のくつろぎの場として活用することもできるでしょう。
サンルームは単に機能的な空間であるだけではなく、生活の質を向上させる役割も期待できます。
サンルームのメリット

サンルームを設置することで、主に以下の3つのメリットがあります。
ひとつずつ見ていきましょう。
天候に左右されずに洗濯物が干せる
サンルームは屋内にあるため、梅雨時期や冬の寒い日でも、天候を気にせず洗濯物を干すことが可能です。
計画的に洗濯ができるため、家事の効率化にもつながるほか、急な天候の変化にも対応できることから、洗濯物を干したままでも安心できるでしょう。
花粉や汚れから保護できる
サンルームはガラス張りであることから、花粉や黄砂、PM2.5などの微粒子から洗濯物を保護してくれます。
そのため、アレルギー症状がある家族がいる場合には大きなメリットといえるでしょう。
洗濯物に花粉やホコリなどが付着しないため、室内も清潔な環境が維持しやすくなります。
盗難や風による被害を回避できる
ガラス張りの構造は、外部から侵入しにくいことから、盗難リスクの軽減につながります。
また、ガーデニング用品や屋外家具などを安全に保管できるため、突発的な強風や突然の雨による被害を防ぐことが可能です。
サンルームのデメリット

サンルームにはメリットがある一方、以下のようなデメリットも存在します。
それぞれ見ていきましょう。
湿度管理が難しい
サンルームは、ガラス張りの構造により自然光を十分に取り入れられる一方で、湿度管理が難しいことが難点です。
特に梅雨時期や夏季には、高温多湿の環境が生まれやすく、結露やカビの発生リスクが高まります。
また、植物を多く置いている場合、蒸散作用により室内の湿度がさらに上昇する恐れがあるため注意が必要です。
外干しよりも乾きにくいことがある
サンルームは、外干しに比べて乾きにくいと感じるケースも見受けられます。
これは、サンルームの構造によっては、直射日光を遮る場合があるほか、風通しが悪く湿気がこもりやすくなる場合があるためです。
特に蒸し暑い季節や雨の日には、洗濯物が思うように乾かないことも少なくありません。
定期的なメンテナンスが必要
サンルームは魅力的な空間ですが、定期的なメンテナンスが欠かせません。
ガラス部分は汚れやホコリが付着しやすく、定期的に清掃をすることが大切です。
また、雨漏りや結露を防ぐために、フレームやシーリングの点検も行う必要があります。
洗濯物がよく乾くサンルームを作るポイント

効率的に洗濯物を乾かせるサンルームを設計する際には、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
十分な換気システムを導入する
洗濯物を効率的に乾かすためには、十分な換気システムを取り入れる必要があります。
天井や壁面に換気扇を設置するほか、自然換気を促す工夫を取り入れることが重要です。
また、サーキュレーターなどを使用して空気の循環を良くすると、乾燥効率を高めることができます。
これにより、カビの発生も防げるため、快適な空間の維持につながるでしょう。
適切な広さと天井高を確保する
洗濯物を効率よく干すためには、十分なスペースと適切な天井高が必要です。
洗濯物の量や種類に応じて、干す場所を柔軟に変更できるように、余裕のある広さを確保しましょう。
また、高い天井は空気の循環を促し、乾燥効率を上げるだけではなく、天井近くに物干しポールを設置することで、熱気を利用した効率的な乾燥が可能になります。
効率的な動線計画を立てる
洗濯機からサンルーム、そして収納場所までの動線を考慮した設計が重要です。
洗濯物の運搬や取り込みがスムーズにできるよう、洗濯機の位置とサンルームの配置を意識することも欠かせません。
また、アイロンがけや衣類の畳みなどの作業スペースも近い場所に確保すると、より効率的な家事ができるでしょう。
洗濯物のお悩みを解消した施工事例5選
洗濯物のお悩みを解消した施工事例として、5つピックアップしてみました。
サニージュF型 積雪20cm対応


サニージュF型 積雪20cm対応は、床納まり・フラット型屋根のサンルームです。
風を効率よく取り込む間口使用であり、洗濯物の速乾性を実現できます。
全面的に日差しを浴びることができるため、ペットが日向ぼっこするスペースとしても最適です。
サニージュF型 積雪100cm対応


サニージュF型 積雪100cm対応は、先ほど紹介した商品の積雪100cm対応のサンルームです。
耐風圧強度34m/s、耐積雪強度100cmと耐久性に優れており、冬場の降雪や夏場の突風があっても安心です。
ソラリアテラス囲い F型 床納まり


ソラリアテラス囲い F型 床納まりは、フラットなデザインが特徴なサンルームです。
好みの屋根材・屋根形状・カラーを選べることから、建物のデザインに合わせやすいのも魅力です。
洗濯物干しのスペースとしてはもちろん、ガーデニングスペースやリビング空間など多様な使い方ができます。
サニージュR型 積雪20cm対応


サニージュR型 積雪20cm対応は、アール型屋根でやわらかな印象を与えるサンルームです。
屋根材にはポリカーボネートを使用しているため、耐衝撃性と透明性に優れています。
また、熱伝導性が小さく紫外線をカットする役割を果たすほか、雨・雪・風・ホコリ・花粉などの心配なく使用できるのもメリットです。
サニージュR型 積雪100cm対応


サニージュR型 積雪100cm対応は、先ほど紹介した商品の積雪100cm対応のサンルームです。
耐風圧強度34m/s、耐積雪強度100cmの耐久力を誇り、雪や風が強い地域に住んでいる人に最適です。
一年を通して安心して洗濯物を干せるほか、部屋がひとつ増えたような感覚でスペースを使用できるのも魅力でしょう。
まとめ
今回の記事では、サンルームのメリットやデメリットをはじめ、洗濯物の悩みを解消した施工事例についてもお伝えしました。
サンルームは天候に左右されずに洗濯物を干せるため、非常に便利な空間です。
一方で、湿度管理の難しさや定期的なメンテナンスが必要な点も考慮しなくてはなりません。
効率的に洗濯物を乾かすサンルームを作るためには、十分な換気システムの導入などポイントを抑えることが大切です。
なお、設置する際は専門家のアドバイスを受けながら、自身のニーズや住宅の特性に合った最適なサンルームを選ぶことをおすすめします。
エクスショップでは記事で取り上げた以外にも、機能性やデザイン性に優れたサンルームを数多く取りそろえています。
少しでも興味のある方は、是非この機会にお気軽にお問い合わせください。