【更新日】2024年01月11日
住宅の顔となる外構はデザインによって大きく雰囲気を変えるため、デザインにこだわる人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「かっこいい」とひとことで言っても、人によって思い描くデザインは異なります。より満足のいく仕上がりにするためにも、ある程度理想のデザインを明確にしておくことが大切です。
そこで今回は、かっこいい外構にするためのポイントをはじめ、シンプルモダンでかっこいい外構デザインを11つ紹介します。
かっこいい外構に仕上げるポイント
ここでは、満足のいく外構に仕上げるために押さえておきたい、3つのポイントを取り上げてみました。
かっこいい外構だと思うデザインを探す
漠然と「かっこいいデザインの外構にしたい」と考えていても、人それぞれかっこいいと思うデザインは異なります。そのため、どのようなデザインにしたいのかをあらかじめ明確にしておくことが大切です。
デザインの探し方として、実際に住宅街を歩いて外構を参考にするほか、事例集のチェックなどが挙げられるでしょう。また、昨今ではインスタグラムなどのSNSで発信している施工業者も多いため、さまざまなツールを用いて好みのデザインを探すのがおすすめです。
住宅の雰囲気と合っているか確認する
どんなに理想のデザインであっても、住宅と雰囲気が異なっていると統一感がなくなってしまいます。そのため、かっこいい外構を追求することも大切ですが、住宅の外観とも合うようなデザインを探すようにしましょう。
デザイン力が高い施工業者に依頼する
理想のデザインが決まったとしても、それを敷地内で再現するのは容易ではありません。自分が思う理想のデザインに少しでも近づけるためには、豊富なノウハウと実績を持つ施工業者に依頼することが欠かせないでしょう。
デザイン力の高い外構の実績があることはもちろん、信頼のおける施工業者に依頼することが大切です。
シンプルモダンでかっこいい外構デザイン11選
ここでは、シンプルモダンでかっこいい外構デザインを11個紹介します。
施工事例1:モノトーンでまとめたモダンな外構
全体的にグレーを基調とし、無彩色のスタイリッシュなデザインが印象的な外構です。パッと目を惹く門柱にはコンクリート調の塗装が施され、存在感のあるたたずまいとなっています。
また、高さのある門柱をL字に配置することで強度をあげています。ポストや手すりといったエクステリア部分にはアクセントカラーとしてブラックを取り入れることで、全体の雰囲気をすっきりと引き締めています。
施工事例2:白を基調とした高級感のある外構
白を基調としたデザインで、全体的に高級感のあるすっきりとした外構となっています。アプローチ部分には乱形石のようなコンクリート板を設置することで、より洗練された見栄えとなっているほか、コンクリートを感じさせない優しい質感でアプローチをさりげなく彩りをプラス。
フェンスなどは設置せず、オープンな外構とすることでより開放感を感じられるデザインとなっています。
施工事例3:デザイン性の高い門扉が目を惹くスタイリッシュな外構
なんといってもまず目を惹くのは、スタイリッシュなデザインの門扉。門扉を中心にモノトーンの配色でアプローチや駐車スペースを設けることで、全体の統一感を高めています。
また、門柱には黒を採用し、スタイリッシュな印象を与えているほか、シンプルなスクエアのフレームが周りの風景をトリミングし、周囲をよりおしゃれに演出しています。
施工事例4:落ち着いた色味のタイル壁が高級感を演出する外構
駐車スペースのみがクローズとなった、セミクローズ外構です。タイル貼りの門柱・門壁がアクセントとなっており、建物全体の高級感をひきたてています。
また、駐車スペースの道路側には自然石をふんだんに用いて舗装をしており、車を停めていないときでもおしゃれなスペースとなっているほか、ポーチには外壁に合わせた白いタイルを採用することですっきりと爽やかなデザインになっています。
施工事例5:開放的な中にモダンさも感じられるおしゃれな外構
敷地の広さを活かした開放感のあるオープン外構となっています。住まいの雰囲気に合わせて門のまわりもモノトーンの配色で落ち着きのある空間を演出。2色のコントラストが美しい門柱は砂のような風合いをしており、独特な雰囲気を醸し出しています。
また、どこか開放的な印象を与えながらも門柱の配置を工夫することでプライバシーにも配慮しています。
施工事例6:凜としたたたずまいが目を惹く和モダンな外構
もともとの木材を活かした建物をより美しく引き立たせられるような、シンプルな外構となっています。幅広で存在感のある門塀をキャンバスに、個性溢れる樹形の植栽をあすらい、シンプルな中にもセンスを感じられるモダンなデザインとなっています。
また、アプローチにはコンクリートを打設し一枚の平板のように仕立てることで、浮遊感を演出。ゆとりを大切にしたアプローチとなっています。
施工事例7:上品で繊細なデザインが美しさを引き立たせる外構
目隠しも兼ねた大きな門柱と境界塀にはセラウォールRC杉板を採用することで、高級感のある印象となっています。植栽との相性も良く、どこか安らぎを感じられるでしょう。
また、正面門扉にはアルミ鋳物を採用しており、味わい深い質感とシンプルなラインでより洗練された空間を演出しています。アプローチは天然石のようなインターロッキングで舗装し、柔らかな雰囲気とすることで安心感の感じられるデザインとなっています。
施工事例8:格子と光が織りなす美しい陰影が印象的な外構
ダーク系の木目調エクステリアに対し、門柱には白系の明るい石材を施すことで美しいコントラストが印象的な外構。夜には床に設置した照明と自宅周りの明かりが風格と温かさをひきたてます。
とくに門扉まわりのライトアップは美しく、天然石の陰影が昼とはひと味違った雰囲気を醸し出すほか、ガラスブロックから映し出された植栽も美しく素敵な光景にひと味プラスしてくれています。
施工事例9:ライティングが幻想的に彩るシックな外構
グランドライトやダウンライト、ラインライトなど多種多様なライトを場所に合わせて設置することで、昼間とはまた違った印象を与える外構となっています。
また、ライトはすべてLEDを使用しているため、消費電力も心配ありません。特に門柱周りには3方向から光を当てることで、タイルの表情や植栽の美しいシルエットを楽しむことができます。
施工事例10:コンパクトながらもバランスの取れた外構
接道部が7mと細長い敷地であったものの、わんちゃんを遊ばせられるようにクローズ外構をご希望。建物に合わせたモダンなデザインが目を惹く外構となっています。
門柱、門扉のライン、カーポートの屋根のライン、建物の軒のラインと水平方向への広がりを意識させながら、迫力のあるデザインとすることで間口の狭さを感じさせない工夫がなされています。
施工事例11:ラグジュアリーなタイルテラスで大人が楽しむ外構
上品なアイボリーカラーの大きなタイルテラスと、こだわりの目隠し塀でラグジュアリーな空間を目指しました。ホテルのインテリアのような塀やベンチとなるように、石材やタイルなどで塀やベンチを仕上げ、室内からの眺めも楽しむことができます。
また、塀の内側には気泡に反射する光を楽しめる照明を埋め込んでいるため、夜の空間もひと味ちがった印象を与えてくれるでしょう。
まとめ
今回の記事ではかっこいい外構デザインを11選お伝えしました。ひとことで「かっこいい」といっても、人によって好みはさまざまであり、それぞれが理想とする外構デザインも異なるでしょう。少しでも理想とする外構デザインとするためにも、まずは信頼の置ける業者に相談してみることをおすすめします。