【更新日】2025年08月05日
今の自宅をより充実したものにしたい、と思ったときにテラス囲いは非常におすすめです。
なぜなら、テラス囲いを取り入れることで生活のクオリティが上がると共に、自宅がより一層おしゃれなものに仕上がるからです。
しかし、おしゃれなテラス囲いを取り入れるには、しっかりとポイントを押さえておくことが重要です。
自宅に似合わないものを選んでしまうと、せっかくのおしゃれな外観も台無しになってしまうでしょう。
そこで、この記事ではおしゃれなテラス囲いの選び方や、気になる費用相場について施工事例を交えて徹底解説いたします。
ぜひ最後まで記事を読んで、自宅におしゃれなテラス囲いを取り入れる参考にしてください。
テラス囲いとは

テラス囲いとは、自宅から突き出しているテラスの周囲を簡易的な枠と樹脂製の透明な窓で覆ったスペースのことを指します。
半屋外のような空間で、三方向から自然光が差し込む明るい空間が特長です。
よく似たスペースとしてサンルームと混同されますが、コンクリート基礎工事の有無などによって区別されています。
一般的に、コンクリート基礎工事が必要なサンルームは、丈夫で気密性が高い傾向にあり、簡易的な工事で設置できるテラス囲いは、費用相場が比較的安いのが特長です。
テラス囲いをおしゃれにするポイント

それでは、どのようにすれば自宅に合わせたおしゃれなテラス囲いを取り入れられるでしょうか?
具体的なポイントを4つに絞ってお伝えしていきます。
床の素材を自宅の雰囲気に合わせる
テラス囲いを取り入れる上で、床の素材選びは重要です。
テラス囲いの床は面積も広く、外側から見た際の印象を決める大切なポイントす。
テラス囲いの床素材には大きく分けて3つの種類があり、それぞれが異なる雰囲気を持っています。
木材系
自宅の雰囲気がナチュラルテイストのものであれば、木材系の床材がおすすめです。
木の持つ柔らかい印象が、自宅のテイストをより一層引き立たせてくれることでしょう。経年変化の楽しめる天然木と、メンテナンスの手間がかからない人工木があるので好みや予算に応じて選んでください。
おすすめは、メンテナンスの手間が掛からず、自然な風合いも楽しめる人工木です。
石材系
ブロックやレンガなどの石材系は、おしゃれなテラス囲いの定番床材です。
夏でもひんやりと冷たく、大人の落ち着いた空間が演出できます。
ただし、重いものを落とすと割れてしまうことがあるため、注意が必要です。
コンクリート系
コンクリートのうちっぱなしや土間のような仕上がりのテラス囲いです。
スタイリッシュかつシンプルな仕上がりが特長で、モダンな住宅におすすめです。
モノトーンな仕上がりになり家の配色によっては似合わないこともあるため、取り付ける際にはテラス囲いを取り付けた後のイメージをしっかりと固めておきましょう。
自宅と調和した形のものを選ぶ
テラス囲いには、大きく分けて2種類の形があります。
スタイリッシュな印象を与えてくれる直線的なデザインのものと、優しさと品の良さを感じさせる曲線的なデザインです。
どちらを取り入れるかは、自宅の形や色などの雰囲気によって異なります。
もし、どちらを選べばよいか迷ってしまう場合は、取り付け工事を依頼する予定の会社へ相談するのがおすすめです。
会社によっては、無料の現地調査を行った上で、どちらの形が自宅に似合うのか提案してくれます。
目的に応じた設置方法を選ぶ
テラス囲いを取り付ける目的に応じた設置方法を選びましょう。
たとえば、洗濯物を干すスペースとして使うのであれば南向きに取り付けるのがおすすめです。
また、子どもの遊ぶスペースや収納スペースとして使うのであれば、強い日差しを避けるべきでしょう。
どのような目的でテラス囲いを設置したいのか、予め決めておくことで後悔のない取り付け工事が行えます。
自宅の色とのバランスを考える
自宅の色とテラス囲いの色のバランスを考えると、おしゃれな仕上がりとなります。テラス囲いにはフレームなどの色を選べるものがあるため、自宅の色と相性を考えて選びましょう。
外壁の色と同系色の色を選ぶと、自宅とテラス囲いの一体感が高まり、おしゃれな印象になります。
おしゃれなテラス囲いを設置するメリットとは?

テラス囲いを自宅に取り付けるメリットにはどのようはものがあるのでしょうか?
順番に解説していきます。
第二のリビングルームとして利用できる
テラス囲いのサイズによっては、第二のリビングルームとして利用できます。
たとえばテーブルと椅子を用意して、ゆっくりとお茶を飲んだり、読書をしたりするスペースとしての利用がおすすめです。
また、日当たりを考慮すれば観葉植物の育成スペースとも利用できるでしょう。
あえて何も置かないようにしておき、フリースペースとしての使い方もおすすめです。
雨や花粉を気にせず洗濯物が干せる
日当たりのよいテラス囲いは、洗濯物を干すスペースとして最適です。
しっかりと日の光は届く一方で、三方向を囲われているので雨や黄砂などによって洗濯物が汚れる心配がありません。
また、花粉やPM2.5などが気になる季節でも、屋外に近い環境で洗濯物を干せるでしょう。
テラス囲いには部分的に目隠しを取り付けるが可能なので、洗濯物が人目に付きにくい点もメリットです。
隣家や通行人からの視線が気になっている場合は、テラス囲いを取り付けて洗濯物を干すのも効果的な対策でしょう。
おしゃれなテラス囲いを設置するデメリットとは?

様々なメリットがある一方で、テラス囲いにはデメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのか、解説していきます。
固定資産税が増加する可能性がある
自治体によって対応が分かれますが、テラス囲いが密閉された空間であると判断されれば固定資産税が増加する可能性があります。
同じ製品でも、自治体によって判断が異なるため、一概に「〇〇の製品は固定資産税がかからない」とは言い切れません。
そのため、おすすめの方法は取り付け予定のテラス囲いについて、購入前に自治体へ相談することです。
取り付けてしまってからでは後戻りができないので、後悔する前にしっかりと確認しておきましょう。
気温の変化が大きい
テラス囲いは簡易的な工事で取り付けられる外構製品なので、断熱材などは入っていりません。
また、日光が差し込む窓の大きいため、気温が上がりやすく下がりやすい特徴があります。
外気温によって過ごしやすさが大きく異なるのが、テラス囲いのデメリットです。
春や秋などの、ぽかぽかとした陽気な日であれば、のんびりと過ごすには絶好の場所となることでしょう。
その一方で真夏や真冬は非常に暑くなる場合と寒くなる場合があるので注意が必要です。
おしゃれなテラス囲い設置の費用相場

おしゃれなテラス囲いを取り付けるには、どのくらいの費用が必要となるのでしょうか?
一般的な費用相場を解説していきます。
設置費用の相場は50万円前後
テラス囲いの費用相場は、50万円前後です。
もちろん、50万円以下の製品も販売されていますが用途や目的、そしておしゃれに仕上げるためには予算にある程度余裕をもっておくことが重要です。
予算に余裕があることで、自宅に合わせたデザインや素材、目的に応じた広さのテラス囲いが取り付けられます。
ウッドデッキにも後付け可能
テラス囲いの製品によっては、ウッドデッキに後付けが可能なものもあります「ウッドデッキを上手に活用できていない」と感じている場合は、テラス囲いを取り付けることで新しい使い方ができるようになります。
ただし、どのメーカーのテラス囲いが自宅のウッドデッキに取り付けられるかは、事前に確認が必要です。
そのため、既存のウッドデッキにテラス囲いを後付けしたい場合は、取り付け工事を依頼する予定の会社へ確認や調査を依頼するとよいでしょう。
節約目的でのDIYは後悔する場合もある
節約を目的にテラス囲いをDIYで取り付けることは、おすすめできません。
なぜなら、テラス囲いを取り付ける際には適切な防水対策などが必要になるからです。
防水対策がしっかりと行われていないと、雨水や雪解け水が室内に侵入してきます。
そのため、節約を目的にDIYでテラス囲いを取り付けようとすると、返って余計な支出が増えてしまう可能性があります。
おしゃれなテラス囲いのおすすめ施工事例10選

テラス囲いを取り付けると、どのような仕上がりとなるのか、おしゃれな施工事例と合わせてご紹介していきます。
ぜひ、自宅にテラス囲いを取り付けた際のイメージとして活用してください。
YKKAP ソラリアテラス囲い R型 床納まり
暮らしの変化に合わせて、幅広い用途に使えるテラス囲いです。
自宅の雰囲気に合わせて、屋根の材質や形、色を選ぶことができるのが強みです。
洗濯物干しからガーデニングまで、毎日の生活をより一層楽しめる空間づくりが可能になります。
山口県山陽小野田市の施工事例
自宅の外壁にマッチした色にすることで、統一感を持たせた施工事例です。
リビングルームから、そのままテラスに出ることができるため、部屋が広がったかのような感覚が楽しめます。
また、テラスの中に洗濯物を干すことで花粉や黄砂に悩まされることもありません。
神奈川県横浜市の施工事例
ウッドデッキの上にテラス囲いが取り付けられている施工事例です。
地面ではなく、ウッドデッキの上にテラス囲いを取り付けることで草むしりをすることなく、ガーデニングが楽しめます。
また、ウッドデッキに合わせたテラス囲いの色が非常におしゃれな仕上がりになっています。
YKKAP ソラリアテラス囲い F型 床納まり
直線的な屋根が特徴的なテラス囲いです。
曲線を使ったテラス囲いに比べると、非常にスタイリッシュな印象を受けるのが特徴です。
モダンな住宅に限らず、幅広いデザインの住宅に上品な空間を付け加えられるテラス囲いです。
宮崎県黒川郡大郷町の施工事例
落ち着いた色のテラス囲いが、大人の余裕を感じさせる施工事例です。
広いテラス囲いに椅子や机が置かれており、非常におしゃれな空間が完成してます。
また、住宅の外壁との相性もよく後付け感のない仕上がりになっています。
福岡県北九州市の施工事例
明るい陽射しが差し込む非常におしゃれな施工事例です。
白い色と空間の余白をたっぷりと使ったインテリアが上品な印象を与えてくれます。
おしゃれな庭を見ながら、ゆったりとした時間が過ごせることでしょう。
LIXIL(リクシル) サニージュR型 積雪20cm対応
建物のデザインをより一層引き立てる、おしゃれな曲線が特徴のテラス囲いです。
窓にはガラスの200倍の強度を誇る樹脂素材が使われているので、物が飛んできても簡単に壊れることはありません。
また、積雪に対する強度も20cm相当まで確保されています。
大分県大分市の施工事例
住宅の外壁とテラス囲いの色を完全に統一した施工事例です。
住宅と一体化したテラス囲いは、非常におしゃれな印象を与えてくれます。
庭の芝生の対比も美しく、ぜひ参考にしたい施工事例でしょう。
神奈川県綾瀬市の施工事例
美しい緑と白いテラス囲いの対比が美しい施工事例です。
テラス囲いの使い方の1つとして、観葉植物を置く方法があります。
施工事例のような配置にすることで、余裕のある大人の空間を演出しながら、観葉植物を楽しむことができます。
LIXIL(リクシル) サニージュF型 積雪20cm対応
非常にシンプルなテラス囲いで、取り付ける住宅のデザインを選ばないことが特長です。
間口は風を効果的に取り入れられる設計になっており、洗濯物を効果的に乾かすことが可能です。
その一方で、ほこりや花粉はしっかりとブロックしてくれる点も強みです。
京都府京都市の施工事例
日当たりと解放感に優れた施工事例です。
ナチュラルテイストの床と庭のグリーンの対比が非常に美しい仕上がりになっています。
紫外線は屋根材のUVカット機能により、ほぼ0%になっているので日中でも安心してくつろぐことができます。
千葉県大網白里市の施工事例
テラス囲いのフレームと自宅の印象がマッチした施工事例です。
お庭の緑などによって、ラグジュアリーなリゾート感のあるエクステリアが楽しめます。
自宅の青い外壁とも相性がよく、非常に参考になる施工事例といえるでしょう。
LIXIL(リクシル) サニージュF型 積雪50cm対応
湿気とテラス囲いの中にため込まない設計が特徴です。
また、積雪には最大で50cm相当まで耐えられるため、ある程度雪の降る地域にもおすすめのテラス囲いです。
積雪により、テラス囲いを諦めていた場合は、ぜひご検討ください。
福岡県糸島市の施工事例
自宅と同系色のテラス囲いを取り付けることで、重厚感のある仕上がりとなった施工事例です。
ウッドデッキなどと組み合わせることで、使い勝手のよいテラス囲いになっています。
施工事例のように、他の外構商品と組み合わせることができるのも、テラス囲い強みです。
宮城県仙台市の施工事例

自宅の一角全てとテラス囲いにした施工事例です。
テラス囲いにすることで、非常に広いスペースとして利用することができます。
洗濯物を干すだけではなく、様々な用途に利用できる多目的スペースとしての活躍が期待できます。
自宅全体をおしゃれに仕上げるために
テラス囲いは、ただ取り付けるだけではなく、自宅との相性も考えることが重要です。自宅の雰囲気や色などを考えててテラス囲いを選ぶことで、非常におしゃれな仕上がりを楽しむことができます。
施工事例でご紹介したように、目的と自宅との相性を考えればテラス囲いは家族の時間を充実させてくれるパートナーとなってくれます。
もし、どのようなテラス囲いが自宅に似合うか迷っている場合は、エクスショップにお問合せください。
エクスショップでは日本全国で無料の出張見積を行っております。
実際にお伺いすることで、具体的なテラス囲いの仕上がりや取り付けイメージなどをご提案させていただきます。
ぜひ、テラス囲いを取り付けて自宅全体をより一層おしゃれに仕上げてください。