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ガレージシャッターの後付けは可能?メリットや選び方のポイントを解説

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【更新日】2024年08月06日

ガレージシャッター

2020年に一般社団法人 日本損害保険協会が実施した調査では、車上狙いの発生件数が最も多いのは、自宅の屋外に駐車している場合でした。
構成比は37%を超え、全体の約4割が自宅の屋外で車上狙いの被害にあっています。
その一方で、自宅の屋内での車上ねらい構成比は約4%と非常に低い比率となっています。
つまり、防犯面では屋外から隔離された場所に車を駐車しておくことで、車上狙いに合う可能性を大きく下げられます。

そこで、この記事では開放型のガレージにシャッターの後付けが可能なのか解説していきます。
ガレージにシャッターを取り付ければ、物理的に屋外と隔離されるので大切な車が犯罪の被害に遭う可能性を下げられます。
ぜひ、最後まで記事を読んで自宅のガレージにシャッターを取り付けてみませんか?

ガレージシャッターの後付けは可能?

自宅のガレージにシャッターを後付けすることは可能です。
ただし、自宅の設計段階でシャッターの取り付けを想定していなかった場合、後付けできるシャッターの種類に制限が発生することも。
シャッターの種類によっては、取り付け工事だけではなく電気関係の配線作業も必要になります。

エクスショップでは、具体的にどのようなシャッターが自宅に後付けできるのか、無料で現場調査とお見積りを行っています。
ご希望のシャッターを自宅のガレージに取り付けが可能なのか、取り付けられるとすれば、どのくらいの費用となるのか、現場調査では解決します。
気になる点があれば、ぜひお気軽に現場調査をご依頼ください。

ガレージシャッターを付けるメリット

開放型のガレージにシャッターを取り付けることで、さまざまなメリットが生まれます。
主なメリットを順番にご紹介します。

防犯性が向上する

シャッターがあることで車が屋外にむき出しとならず、車上狙いが行いづらくなるため、防犯性の向上が期待できます。
車上狙いを行う不審者は、犯行に時間がかかることを嫌うため、シャッターがあることで手間のかかる車はターゲットから外される可能性があります。
また、シャッターの種類によっては車が駐車されているか屋外からは見分けがつかず、住人が在宅しているか否かの判断がつかないことも。
住人の有無がわからなければ、空き巣を狙う不審者からのターゲットにも選ばれづらくなり、結果としてシャッターの取り付けが住宅全体の防犯性を高めます。

車を守るため

開放型のガレージでは、雨による汚れや台風による飛来物から、車を守ることはできません。
また、場所によっては野生動物の侵入による糞や車体にキズが着く被害に合う可能性も。
ガレージ内と屋外とを、しっかりと分けられるシャッターを取り付ければ、駐車中に車体が傷つく心配を大きく減らせます。

住宅の外観がよくなる

ガレージ内には、車の予備のタイヤやメンテナンス工具などが置きっぱなしになっていませんか?
その他にも、普段は使わない道具の物置になってしまっていることも。
開放型のガレージでは、こうした道具が屋外から丸見えになってしますが、シャッターを後付けすることで、一気に目隠しできます。
自宅の外壁や外構が整っていても、雑多なガレージが丸見えになっていると、住宅全体の印象が変わってしまいます。
既存の外構に合わせたデザインのシャッターを後付けすれば、住宅全体の印象をより一層整えられるでしょう。

後付け可能なガレージシャッターの種類

後付けが可能なガレージシャッターの種類は、大きく分けて3種類あります。
それぞれの特徴を具体的にご紹介します。

巻き上げ方式

もっともスタンダードな形のシャッターで、ガレージに限らず商店や倉庫の入り口にも取り付けられています。
細かく分けられた板状のシャッターを、上部にあるシャッターボックス内部で、くるくると巻きあげて収納を行います。
設置できる場所も多く、他の設備へ干渉しづらいので、シャッターの取り付けに悩んだらおすすめの方式です。

ただし、シャッターを巻き上げる速度は、あまり早くありません。
また、巻き上げる際の機械音やシャッターが動く金属音が発生するため、ガレージが寝室の近くにあると、深夜の開閉には家族の理解が必要です。
また、開閉の頻度によってはご近所との騒音トラブルに発展する可能性もあるため、後付けする際は注意してください。

オーバースライダー方式

シャッターがガレージの天井部分に収納される方式です。
シャッター扉を巻き取る必要がないので、スピーディーな開閉が可能です。
そのため、深夜の入出庫やガレージの利用頻度が高い場合におすすめです。

オーバースライダー方式は、その開閉方法から天井に照明器具が着けられません。
すでにガレージの天井に照明器具がある場合は、壁面などへ取り付け場所の変更が必要です。
ガレージと車のサイズによっては、壁面に移動させた照明器具が入出庫の邪魔になるケースも。
オーバースライダー方式のシャッターを後付けする場合は、事前に綿密なチェックが必要です。

横引き方式

シャッターが上下ではなく、カーテンのように横開きで開閉する方式です。
巻き上げ方式のようにボックスにシャッターが収納されていくタイプや、壁に沿ってオーバースライダー方式のように収納されるものがあります。
シャッターを上下に動かす必要がないので、スムーズな開閉が可能です。
収納方式が選べるうえに、シャッターが曲線状に配置できるため、幅広いガレージにおすすめの方式です。

ガレージシャッターを選ぶ際のポイント

ガレージのシャッターを選ぶ際には、あらかじめ注意しておくべきポイントがあります。
どのようなポイントに気を付けるべきか、順番に解説します。

電動式か手動式か

シャッターの開閉方法は、電動式と手動式の2種類です。
どちらを選ぶかは、予算と開閉の頻度に応じて決めるとよいでしょう。

電動式のシャッター

電動式のシャッターの特徴は、開閉が圧倒的に楽な点です。
ボタンを押すだけで自動的にシャッターが開閉するので、手間がかかりません。
一定の力でシャッターを動かす機械式の方が、大きな音がならいので、騒音の心配が少なくなります。

そのため、1日の中で何度もガレージに車を出し入れする場合は、電動式がおすすめです。
リモコンで開閉できるタイプのシャッターなら、雨の日にも濡れる心配をせずにガレージへ駐車できます。
ただし、費用面では手動式に比べると高額なものとなります。
機械部分が故障した場合は、重いシャッターを人力で開け閉めしなければならないため、大きな労力が必要です。

手動式のシャッター

手動式のシャッターは電動式に比べると費用が安く、手軽に取り付けられる点が特徴です。
設置後に維持費用があまりかからないため、長期的に費用を抑えられます。
人力での開閉を前提としているので、停電などの際でもスムーズに車の入出庫を行えます。

その反面、車を出し入れする度にシャッターの前まで行き、開閉を行う必要があります。
シャッターの開閉が1日の中で何度もあると、わずらわしく感じてしまうことも。
また、勢いよくシャッターの開閉を行うと、大きな音が出てしまうのでご近所トラブルにつながりかねません。
車を出し入れするタイミングが1日1回程度の少ない頻度であれば、手動式のシャッターがおすすめです。

素材で選ぶ

シャッターの素材にも種類があり、それぞれ特徴が異なります。
どのような種類があるのか、順番にお伝えしていきます。

スチール製

スチール製シャッターの特徴は、コストパフォーマンスが高い点です。
他の素材に比べると材料費が安く、手軽にガレージに取り付けられます。
ただし、スチール製シャッターは使っていくうちにサビが出てくる可能性があります。
サビが出ないようにするには、塗装の塗り替えを行うなどの定期的なメンテナンスが欠かせません。

ステンレス製

ステンレス製シャッターの特徴は強度に優れている点です。
サビも出にくいので、長く使い続けられます。

ステンレス製シャッターのデメリットはカラーバリエーションが少なく、ややコストが高い点です。
コスト重視や自宅の外構との高い調和を図りたい場合は、他の素材を使ったシャッターも検討してみましょう。

アルミ製

アルミ製シャッターは軽量で、カラーバリエーションも豊富な素材です。
サビにも強く、雨風が吹き付ける場所でも安心して使い続けられます。
その反面、アルミは金属としての強度は高くないため、開閉を繰り返すうちに表面が傷ついてしまう可能性があります。

木製

木製シャッターは、木が本来持っている温もりやナチュラルな雰囲気が味わえます。
金属製のシャッターと比べると木の優しい風合いが感じられ、住宅の外壁や外構にも自然に溶け込めます。

木製のシャッターは金属製に比べると、強度が低く入念なメンテナンスが必要です。
シロアリや雨風によって腐食する可能性もあり、定期的な再塗装も必要になります。
さらに木の種類によっては、湿気で反りや割れが発生する可能性も。
そのため、メンテナンスに手間をかけたくないが、木の雰囲気が欲しい場合は、金属製のシャッターに木目調のデザインがされたものも検討してみてください。

後付けにおすすめのガレージシャッター5選

エクスショップで取り扱っているガレージシャッターの中から、後付けできるものをピックアップしてご紹介します。
ぜひ、ガレージ用シャッターを購入する際の参考にしてください。

ワイドシャッターS型 Fタイプ

ワイドシャッターS型 Fタイプ
≫詳しい商品情報はこちら

2台の車が広々と出し入れできる大型のシャッターです。
中央に柱が不要なので、ストレスを感じない駐車が可能になります。
非常に大型のシャッターなので、取り付ける際には外構工事段階からの検討がおすすめです。

千葉県柏市の施工事例
≫施工例はこちら

白い外壁とシックなシャッターの対比がスタイリッシュな施工事例です。
ステンレス製のシャッターは、車が盗難される可能性を減らすと同時に、外構全体の品格を高めています。
開閉は電動で行うので、大型のシャッターでもスムーズに車の出し入れが行えます。

シャッターゲート FX1型 電動式

シャッターゲート FX1型 電動式
≫詳しい商品情報はこちら

エクスショップオリジナルのガレージシャッターです。
解放感のあるシースルー仕様で、シャッターを閉めているときでも圧迫感がありません。
開閉はリモコンで行えるので、雨の日でも濡れずに駐車できますよ。

東京都足立区の施工事例
≫施工例はこちら

住宅の横にシャッターを後付けした施工事例です。
モダンな住宅にシャッターが追加されたことで、ラグジュアリーな雰囲気が加わっています。
シャッターの色も住宅と調和しており、一体感のある仕上がりとなっています。

サイドーレR1型 横格子 アルミ色タイプ 手動式

サイドーレR1型 横格子 アルミ色タイプ 手動式
≫詳しい商品情報はこちら

細い格子が和の趣を感じさせるシャッターです。
横方向の格子が圧迫感を減らしつつ、ある程度の目隠し効果を与えてくれています。
手動式のシャッターですが横方向へスライドさせる方式のため、わずかな力で開閉できる点も特徴です。

山梨県甲府市の施工事例
≫施工例はこちら

シックな住宅に、同系色のシャッターを取り付けた施工事例です。
存在のあるシャッターですが、住宅の外壁と同系色を選ぶことで上品な印象になっています。
アルミ製のためサビにも強く、長期間に渡って活躍できるシャッターです。

ガレージシャッター 手動式 内部付タイプ

ガレージシャッター 手動式 内部付タイプ
≫詳しい商品情報はこちら

ボックスの高さを、わずか200mmに収めたコンパクトタイプのシャッターです。
その一方で耐風圧性能は670Paを誇り、台風や強風にも簡単には負けません。
風が強い地域にお住いの場合は、ぜひガレージへの導入を検討してください。

奈良県奈良市の施工事例
≫施工例はこちら

住宅の外壁と調和した施工事例です。
ビルトインガレージタイプのシャッターなので、後付けでも違和感のない仕上がりが可能です。
シャッターを取り付けることにより、風でガレージ内にゴミが飛び込むことも防げます。

ガレージシャッター 手動式 外部付タイプ

ガレージシャッター 手動式 外部付タイプ
≫詳しい商品情報はこちら

ガレージの外部に取り付ける手動式のシャッターです。
手動式ですが、素材にアルミを使用しておりスムーズに開閉できる操作性の高さが特徴です。
その一方で、対風圧性能は800Paと非常に強固なので大型の台風が襲来しても、しっかりと車を守ってくれます。

神奈川県横浜市の施工事例
≫施工例はこちら

シャッターの色使いと雰囲気が、外壁とマッチし違和感のない仕上がりとなった施工事例です。
モダンな外壁の住宅に、シンプルなシャッターを取り付けることでスタイリッシュな仕上がりになっています。
上部に設置されている収納ボックスが非常にスマートなサイズなので、外壁の一部が開閉するかのような、高い一体感を持っています。

まとめ

ガレージへシャッターを後付けすることは、防犯上の面からも非常に効果があります。
また、シャッターを取り付けることで、ガレージの内部が外側から見えるのを防いでくれます。

ガレージには、アルミ製や木製など素材に応じた特徴があるため、目的と予算に応じて種類を選んでください。
たとえば、高い強度を求める場合に木製のシャッターなどを選ぶと、後悔する可能性があります。
ガレージシャッターは、設置場所や目的に応じて、適切な種類選びが重要ですね。

エクスショップでは、全国各地へ無料の出張見積もりを行っています。
どのような場所に、どのようなシャッターを設置したいのか、要望を伺った上でベストな機種をご提案いたします。
この記事を読んで、さらにシャッターについて知りたい場合は、ぜひ電話やメールでご連絡ください。

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