【更新日】2024年07月16日
シャッターは防犯対策はもちろん遮熱・遮光効果も期待できるため、あとから窓に取り付けたいと考える人も多いのではないでしょうか。
基本的にシャッターの後付けは可能であるものの、中には取り付けできない窓もあるため注意が必要です。
そこで、今回の記事では、シャッターの後付けのメリットやデメリット、設置事例について紹介します。
シャッターの後付けは可能?
シャッターは、基本的に窓やガレージであっても後付けすることが可能です。
しかし、窓の状態によっては取り付けられないケースもあるため事前に確認が必要となります。
基本的に、外壁にシャッターを設置するスペースがあり、建物が木造または鉄筋コンクリート造であれば問題なく取り付けができるでしょう。
一方、取り付けができない窓の特徴として、窓とシャッターが干渉してしまう構造が挙げられます。
たとえば、出窓や外付けの窓が該当するでしょう。
なお、もしシャッターを検討する際に、取り付け可能かわからない場合は、業者へ確認をすることをおすすめします。
シャッターを後付けするメリット
窓にシャッターを後付けするメリットには、主に以下の3つがあります。
それぞれみていきましょう。
防犯対策になる
シャッターは、防犯対策としても有効です。
空き巣の侵入手段として多いのが、窓のガラスを割るものです。
しかし、シャッターがあると窓ガラスを直接割ることができないため、侵入のリスクを軽減できます。
より安全性を高めたい方は、手動シャッターよりも電動シャッターのほうが、こじあけにくいためおすすめです。
特に2階は無防備になりがちであるため、万が一に備えて電動シャッターを検討するのもよいでしょう。
遮熱・遮光効果が期待できる
窓にシャッターを取り付けることで、遮熱・遮光効果が期待できます。
外気が入り込むのを防げるため、室内を快適な温度で保てるでしょう。
また、強い日差しによる室内温度の上昇を防げるほか、太陽光による床やたたみの日焼け防止にも役立ちます。
シャッターの種類によっては日差しのみを遮り風は通すタイプや、日光の量を調整できるタイプもあるため、必要性に応じて最適なシャッターを選ぶことが可能です。
雨や風から窓ガラスを守れる
台風などの強風により、窓ガラスに飛来物が当たるのを防ぐ役割もあります。
飛来物によって窓が割れてしまうと、雨風が吹き込むだけでなく、ガラスの破片などによってケガをするリスクが高まります。
強風時にはシャッターを閉めれば、安心して過ごせるのがメリットといえるでしょう。
シャッターを後付けするデメリット
シャッターを後付けする際、メリットがある一方で以下のデメリットも生じます。
設置費用がかかる
シャッターで後付けする場合、商品価格に加えて設置費用も生じます。
シャッターの種類によって価格は異なりますが、手動シャッターで10~15万円、電動シャッターで30万円前後が一般的です。
電動シャッターは電気配線の工事費用も必要となるため、手動シャッターよりも設置費用が割高になります。
また、メンテナンス費用や電気代など、取り付けた後も維持費がかかる点に注意しなくてはなりません。
シャッターの後付けを検討する際は、目的を明確にしたうえで使い勝手のよいものを選ぶことが大切です。
すべての窓に対応できるわけではない
先にも述べたように、すべての窓にシャッターを取り付けられるわけではありません。
窓の上部にはシャッターを収納するためのシャッターボックスを設置しなくてはならないため、設置スペースが確保できているかどうかも重要な判断ポイントです。
シャッターを設置できるかどうか判断に悩む場合は、業者に一度確認するようにしましょう。
電動シャッターは停電の際に使用できない
電動シャッターは停電の際に使用することができません。
たとえば、ガレージに電動シャッターを設置している場合、停電時に車の出し入れができなくなる恐れがあるため注意が必要です。
このような事態を避けるためにも、停電時に手動への切り替えが可能なタイプを選ぶなど、設置箇所に合わせた種類のシャッターを選ぶように心がけましょう。
シャッターを後付けする方法
シャッターの後付け方法として、主に以下の2つの方法があります。
新規に取り付ける場合
現状、雨戸やシャッターがついていない状態であれば、外壁の上から新しいシャッターを設置します。
基本的にシャッターの設置工事は短時間で終わることが多く、手軽にリフォームが可能です。
ただし、取り付け場所が2階である場合は、足場の設置が必要なケースもあるので事前に確認しましょう。
既存の雨戸・シャッターと取り替える場合
すでに雨戸やシャッターが付いている場合、新しいシャッターを設置する前にそれらを撤去する必要があります。
また、場合によっては新たにシャッターを設置するにあたり、壁の補修が必要となるケースもあるため、想定よりも費用が高くつくケースも少なくありません。
ただし、シャッターの種類によっては、本体の入れ替えのみで済むケースもあるため、業者に相談することをおすすめします。
後付けにおすすめの窓シャッターと設置事例
ここでは、後付けにおすすめの窓シャッターと設置事例について紹介します。
リフォームシャッター 標準タイプ 手動式
1dayリフォームシャッターは、既存の窓に外壁から簡単に取り付けることができます。
あっという間に住まいの防犯性と快適性を向上させられるほか、シャッターを下ろすだけで自動で施錠可能です。
電動タイプと手動タイプの用意があり、多くの場面で使用いただけます。
リフォームシャッター 耐風タイプ 手動式
1dayリフォームシャッターは、既存の窓に外壁から簡単に取り付けることができます。
耐風仕様となっているため、台風地域や沿岸地域など風の強い地域に最適な耐風アルミ窓シャッターです。
操作ひもを引くだけで開け閉めできるほか、楽な姿勢で操作できます。
リフォームシャッター 標準タイプ 電動リモコン式
1dayリフォームシャッターの電動リモコン式です。
幅広い要望にお応えできる鋼板窓シャッターとなっているほか、障害物感知機能(障害物に当たると停止・反転する安全機能)が搭載されているため、安心してお使いいただけます。
まとめ
今回の記事では、シャッターの後付けのメリットやデメリット、設置事例についてお伝えしました。
窓にシャッターを取り付けることで防犯対策に役立つのはもちろん、遮熱・遮光効果も期待できます。
ただし、すべての窓にシャッターが取り付けられるわけではありません。
設置できるか否か判断が付きにくい場合や、どのシャッターが適しているかわからない場合は、業者に一度相談することをおすすめします。
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