【更新日】2024年05月07日
家族の成長や環境の変化にともなって、家庭内の荷物が増えることは珍しくありません。
子供の部活動が始まったり、自動車を購入したりすることで予備のタイヤが必要になることもあります。
しかし、増えた荷物のすべてを、家の中で保管しておくことは、難しいのではないでしょうか。
たとえば、子供の部活動の道具を室内に持ち込むと、うっかり壁にぶつけて壁紙を汚してしまう可能性があります。
また、スタッドレスタイヤなどを保管する場所として、玄関を選んでしまうと一気に窮屈になってしまいます。
そこで、捨てるわけにもいきませんが、室内に持ち込むのも難しい道具の保管場所として、小型の物置をおすすめします。
大型の物置とは異なり、気軽に設置できるのが小型物置の魅力です。
この記事では、小型物置のメリットやデメリットをお伝えしつつ、最新のおすすめランキングをご紹介していきます。
ぜひ、物置選びを始める前に、どのようなものが販売されているか確認してみてください。
小型物置のメリット
最初に、小型物置のメリットをお伝えします。
普通の物置と比べ、どのような点が優れているのでしょうか。
設置する場所が選べる
小型物置の最大のメリットは、設置する場所が選べる点です。
たとえば、大型の物置では家屋の窓が隠れてしまうような場所でも、背の低い小型物置なら設置が可能です。
また、お庭と自宅のわずかなスペースにも設置できます。
さらに、大型の物置を自宅の敷地に設置すると、圧迫感が出てしまうこともあります。
なぜなら、箱型の物置は周囲に閉塞感を与えてしまうので、想像よりも大きく感じてしまうことでしょう。
そのため、場所を考えて設置しないと、自宅の外構の雰囲気が一気に変わってしまう恐れがあります。
その点、小型物置は圧迫感が生まれにくく、空いているスペースを利用しやすいのが大きな強みです。
タイヤなどの荷物が収納できる
小型物置でも、タイヤなどの収納は十分に可能です。
物置内部の棚を、必要に応じて付け替えることで、自由度の高い収納が可能です。
また、自転車をそのまま収納することは難しいですが、折り畳み自転車であればスムーズに収納できますよ。
さらに、小型物置を屋外に設置することで、室内に持ち込みづらい道具を収納できます。
たとえば、アウトドア用品や灯油用のポリタンクなどは、屋外に放置するわけにもいきません。
そこで、小型物置を設置したうえで、内部の棚に収納したいものを補完すれば、汚れや盗難の危険を防げるようになります。
小型物置のデメリット
それでは、次に小型物置のデメリットについてもお伝えします。
収納力に劣る
どうしても小型物置は、一般的なサイズの物置よりも収納力に劣ります。
内部の空間が限られる以上、収納力の問題は解決されません。
しかし、小型物置でも内部に棚がついているタイプもあり、一定の収納力は確保されています。
また、内部の構造をカスタマイズできるタイプも販売されています。
収納したいものに応じて、内部の空間を上手に利用すれば、思った以上のものが入りますよ。
出し入れの際にかがむ必要がある
物置の高さが低いものは、収納はかがみながら行います。
つまり、足腰が悪い人や背の高い人が頻繁に利用すると、物の出し入れに負担を感じる可能性があります。
通常の物置であれば、使用頻度の高い物を上の方に収納しておけば問題はありません。
しかし、小型物置は棚の一番上でも、1mを下回る製品があります。
そのため、通常の物置では一番使いやすい上段の棚が、やや使いにくい印象になるかもしれません。
小型物置を購入する際のポイント
一度設置してしまえば、物置は簡単に移動させることはできません。
また、気軽に買い直せるものでもありません。
そのため、購入してから後悔することがないように、注意しておきたいポイントをお伝えします。
設置場所に余裕を持っておく
設置したい場所の横幅が90cmだからといって、同じサイズの物置は置けません。
なぜなら、小型物置を設置する際に作業を行う空間が必要だからです。
さらに、小型物置の高さにも注意が必要です。
物置の下には地面からの湿気を防ぐために、ブロックなどを使って10㎝ほどのスペースを空けておくのが一般的です。
つまり、小型物置は本来の背の高さから、さらに10㎝ほど高くなった状態が設置されることになります。
近くの柵や窓などが、小型物置を設置しても干渉しないように、十分に注意してください。
入れたいものが入るか確認しておく
物置を購入する際は、収納したいものを決めておくのがおすすめです。
なぜなら、入れたいものに応じて、物置の扉の種類や棚の仕切りが決まってくるからです。
たとえば、タイヤなどを収納したいのであれば、引き戸タイプよりも開口部が大きくなる観音開きタイプの扉がおすすめです。
また、ゴルフクラブやスノーボードの板を収納したいのであれば、物置の内部の棚が細かく仕切られているよりも、広い空間があるものの方がスムーズに出し入れが可能です。
反対に、工具などのこまごまとした道具を収納したい場合は、棚がある方が便利です。
このように、物置を購入する際は保管しておきたいものをイメージしておくと、無駄な空間が生まれにくい収納が可能ですよ。
積雪に対する強度を確認しておく
物置には積雪に対して、どの程度まで耐えられるか、といった数値が決められています。
東京や大阪などの都市部では、あまり積雪に対する強度を考えることはありませんが、雪の多い地域では重要な数値です。
特に家屋から少し離れた場所に、物置を設置する場合はしっかりと確認しておきましょう。
自宅の壁際に設置するとカビの温床になることも
敷地のスペースを考えると、物置はできるだけ家屋の壁際に寄せた方が、無駄な空間は生まれません。
しかし、壁に対してギリギリの位置に物置を設置すると、日当たりや空気の通りが悪くなり、カビの温床になってしまう可能性があります。
カビは、暗く湿度の高い場所を好みます。
そのため、物置の設置で日陰になった家屋の壁面はうってつけの場所。
雨が降ったあとも、日陰では雨水が簡単には乾かず、湿度の高い状態が続きます。
その結果、カビが非常に繁殖しやすい環境となってしまいます。
カビの繁殖を避けるには、家屋から10cmほど離した場所へ設置するのがおすすめですよ。
小型物置のおすすめランキング
それでは、この記事でご紹介してきた内容をふまえて、小型物置のおすすめランキングをご紹介していきます。
ランキングは価格の安さだけではなく、使いやすさやデザインといった点も含めて総合的に作成しています。
ぜひ、購入の際の参考にしてくださいね。
シンプリー 一般型 900×415×903 MJX-094A
非常にコンパクトサイズが魅力の小型物置です。
1mに満たない大きさですが、内部には棚やネットハンガーが取り付けられる吊り下げ穴が空いています。
そのため、見た目以上の収納力を誇ります。
コンパクトなサイズを生かして、ちょっとした空間に設置できるのがシンプリーの魅力です。
たとえばベンチと壁のわずかなすき間にも、しっかりとシンプリーは設置できます。
そのため、扉は引き戸なので、荷物を出し入れする際にも余分なスペースが不要な点も見逃せません。
ナイソーシスター 1100×480×1103 KMW-115B
上品な印象を与えてくれるデザインが特徴の小型物置です。
倉庫としての耐久性は維持しつつも、ラグジュアリーな仕上りになっているため、モダンな住宅に設置しても違和感がありません。
倉庫は置きたいけど、生活感がでるのは嫌だ、という人にもおすすめできる小型物置です。
また、倉庫内部の仕切りが2パターン用意されている点も特徴です。
たとえば、収納するものがゴルフクラブやスコップなどの長いものの場合と、工具などの場合で、ナイソーシスターの棚の配置を変えることができます。
そのため、小型物置を購入するまえに、どのようなものを収納するが決めておきましょう。
クール 一般型 1500×750×1947 EC-1575
スタイリッシュかつシンプルなデザインで、幅広い住宅の外構にマッチする小型物置です。
強度も最高クラスの性能が確保されており、おしゃれだけではなくタフさも兼ね備えています。
また、扉の構造は荷物を持ったままでも、スムーズな開閉ができるようになっている点も見逃せません。
おすすめの設置方法として、自宅や外構全体のテイストに合わせて物置を選ぶ方法が挙げられます。
たとえば、シンプルモダンな住宅を中心にサイクルポートと物置のデザインを合わせることで、統一感のある印象に仕上がります。
クールの色はギングロの1色展開ですが、意外にもさまざまな色に違和感なく溶け込みます。
スタイリッシュな物置を設置したい場合は、クールをぜひ検討してみてください。
ピアレス ホワイトウッド Peerless(WW)-1790 一般型
強度や積雪への耐久性はそのままに、ホワイトウッドのデザインを施した物置です。
扉だけではなく、物置の横までデザインが施されているため、設置場所の雰囲気を損ないません。
ホワイトウッドのナチュラルなデザインは、お庭の緑との相性もよく、ガーデニングが好きな方におすすめの物置です。
白を基調とした物置なので、砂利が敷かれている敷地へも違和感がなく設置できます。
ナチュラルテイストなデザインの一方で、中身は現代的な構造になっています。
そのため、タイヤなどの重量物でも安心して保管できますよ。
エスモ 一般型 1065×537×1914 ESF-1005A
非常にシンプルな形状の、ドアタイプの物置です。
ドアタイプの物置は、扉を開ければ収納部分が全てオープンになることが強みです。
そのため、アウトドア用品などの、立てかけておけるものの収納におすすめです。
オフィス用品のように整ったデザインは、設置した空間をすっきりとした印象に変えてくれます。
たとえば、ガレージなどに設置しても、最初から備え付けられているラックのような仕上がりになります。
また、横幅も1m以下なのでちょっとした空間に設置できる点も大きな強みです。
アイビーストッカー 600×515×1303 BJX-065C
アイビーストッカーは、小型物置の中でも、非常にコンパクトなサイズが特徴です。
スリムな横幅に対して背が高くなっているので、いままでは設置を諦めていた場所へも置ける可能性があります。
扉は収納物の出し入れが簡単な、全面開口タイプが採用されています。
そのため、ストレスを感じることなく、荷物の出し入れが可能ですよ。
スリムなアイビーストッカーは、従来の物置とは異なる使い方も可能です。
たとえば、同じサイズの物置を複数並べることで、ロッカーのような使い方も可能です。
兄弟や目的別で物置を分けて収納すれば、荷物が混ざってしまうことはありません。
タイヤストッカー 1100×755×1903 BJX-117ET
タイヤの収納だけに特化した物置がタイヤストッカーです。
サイズの異なる2種類のタイヤを、効率的に保管できます。
タイヤは、日光に含まれる紫外線などによって、使っていなくても徐々に劣化していきます。
そのため、日差しを遮り、雨に濡れることもない倉庫は、タイヤにとって理想的な保管場所といえるでしょう。
注意したい点は、タイヤストッカーの下段と上段では、収納できるタイヤのサイズが異なるところ。
上段の方が、収納できるタイヤの直径が小さくなっています。
そのため、自動車とバイクを使い分けている人や、普通車と軽自動車の2台持ちの人は、ぜひ購入を検討してみましょう。
ガーデンハウス DM-Z1313 一般型 1323×1323×2120 DM-Z1313
洋風なデザインと、スムーズな扉の開閉が特徴の物置です。
扉にはベアリング入りのコロ構造を採用しており、大きな取っ手と相まって、非常にスムーズな開閉が可能です。
大きな取っ手は握りやすいだけではなく、荷物を抱えたまま、ひじで開け閉めしやすいようにする配慮から生まれました。
開口部が大きいので、扉を開いたあともストレスなく荷物を棚に置けます。
そのため、使用頻度の高い荷物の収納を得意としています。
レスパス (GK) 積雪型 1743×1222×2100 EL-1712S(GK)
直線的なデザインにより、スタイリッシュな印象を与えてくれる物置です。
シンプルな外見とは裏腹に、内部は高いオプション性能を誇ります。
また、サビに強い亜鉛鋼板や高級焼付を採用しており、屋外でも長く使っていけますよ。
積雪型は、特に雪に対しての強度を高めています。
レスパス(GK)積雪型は、物置の天井に1mの雪が積もっても壊れない構造になっています。
そのため、毎年雪の多く降る地域にはおすすめの物置ですよ。
万能物置 DM-10L型 DM-10L型
一般的な物置とは異なり、カーポートのような仕切られた空間が特徴です。
扉がついていないので、雨や風を100%防ぐことはできません。
しかし、扉がついていないことで自転車や大きな荷物を出し入れする際でも、ストレスを感じません。
シンプルかつ落ち着いた色の物置は、どのような場所に設置しても、しっかりと役割を果たしてくれます。
棚などは備え付けてありませんが、三方向を壁で仕切られた空間を、自由に使う事ができます。
そのため、比較的大型の荷物が複数ある場合におすすめできる物置です。
まとめ
大は小を兼ねるため、物置も容量の大きなものを買いがちです。
しかし、やみくもに大きな物置を買ってしまうと、荷物によっては無駄な空間が生まれたり、荷物が入らなかったりすることも。
なぜなら物置は、種類によって得意な収納物が異なるからです。
背の高いものであれば、スキー板やゴルフクラブの収納に向いています。
その一方で一般的な形の物置であれば、内部の棚によって細々としたものを、仕訳をしながら収納できます。
そのため、物置を購入する際は、先に収納するもののイメージを膨らませておくと、後悔のない買い物ができます。
今回ご紹介したもの以外にも、さまざまな種類の物置が販売されています。
気になった小型物置があれば、ぜひお気軽に私たちエクスショップにお問い合わせください。