カーポートの選び方|台数・柱の位置・雪と風・屋根材で失敗しない5つの手順

【更新日】2026年10月14日

カーポートを選ぼうとすると、1台用か2台用か、柱は片側か両側か、雪や台風に耐えられるか、屋根の素材は何がよいかなど、決めることが多くて迷う方は少なくありません。
カーポート選びで失敗しないコツは、決める順番を守ることです。
この記事では、エクスショップで販売中のカーポート968点(2026年10月時点)の価格もまじえながら、カーポートの選び方を5つの手順で解説します。

2台用カーポート(LIXIL カーポートST 折板)

カーポートは「5つの手順」で選ぶ

カーポートは、次の順番で決めていくと迷いにくくなります。
先に決めた条件によって、後の選択肢が自然に絞られていくためです。

手順決めることここで絞られるもの
1台数と駐車スペースの形1台用・2台用・縦列・3台用
2柱の位置(支持のしかた)片側支持・両側支持・後方支持など
3地域の雪と風積雪への対応量・強風への強さ
4屋根材ポリカーボネート・折板など
5サイズ・色・費用・法規の確認最終的な商品とオプション

手順1:台数と駐車スペースの形で選ぶ

まずは、何台の車を、どのような形の駐車スペースに停めるかを確認します。
エクスショップで販売中のカーポートを台数別に集計すると、価格は次のようになりました(2026年10月時点・工事費込み)。

タイプ点数最安価格帯の中心(中央値)
1台用174点132,400円約44.5万円
2台用(並列・Y合掌など)252点250,500円約100.7万円
縦連棟(2台を前後に停める)206点260,700円約101.7万円
3台用93点686,100円約157.3万円

※商品名から台数を判別できた725点の集計です。同じ台数でも、雪や風への強さ、屋根材によって価格は大きく変わります。

2台を前後に停める場合は「カーポートで縦列駐車したい|2台を前後に停める場合の選び方と注意点」、敷地の形が四角でない場合は「変形地・狭小地でもカーポートは設置できる!おすすめの種類と失敗しない選び方」、高低差がある場合は「傾斜地・高低差のある土地にカーポートは設置できる?対応方法と費用を解説」で詳しく解説しています。
駐車スペースの形と合うタイプの組み合わせは「駐車スペースの形状と最適なカーポートタイプ」も参考になります。

手順2:柱の位置(支持のしかた)で選ぶ

カーポートは、屋根を支える柱の位置によって使い勝手が変わります。
車の乗り降りや荷物の出し入れ、通路との位置関係をイメージしながら選びましょう。

支持のしかた特徴向いているケース
片側支持片側だけに柱がある一般的なタイプ。柱のない側から乗り降りしやすい1台用で、柱を立てる側に余裕がある場合
両側支持両側に柱があり、屋根を両側から支える。片側支持より強度を確保しやすいとされる雪や風が強い地域、屋根の大きいカーポート
後方支持奥側に柱があり、手前側に柱がない前から出し入れする車の動線を広く取りたい場合
Y合掌中央の柱で左右の屋根を支える2台用のタイプ2台を並べて停めたいが、中央に柱を立てられる場合

柱の位置は、台風のときの強さにもかかわります。
支持のしかたごとの台風対策は「カーポートの台風対策!強風から守るためのポイントとは?」で解説しています。

手順3:地域の雪と風に合わせて選ぶ

カーポートには、どのくらいの積雪や強風に耐えられるかの基準が商品ごとに決められています。
エクスショップで販売中のカーポートのうち、商品名に積雪への対応量が書かれているものは432点あり、30cmから300cmまで幅広くそろっています。

住んでいる地域で毎年どのくらい雪が積もるかを確認し、それを上回る対応量の商品を選ぶのが基本です。
積雪への対応量ごとの違いと価格差は「カーポートの積雪対応はどれを選ぶ?20cm・50cm・100cmの違いと価格差を解説」、雪が積もったときの対処は「カーポートの雪下ろしはどうする?タイミングや注意点を解説」で解説しています。
強風が気になる地域では、「カーポートに防風ネットは効果ある?台風対策の正しい順番と注意点」もあわせてご覧ください。

手順4:屋根材で選ぶ

屋根材は、見た目だけでなく、明るさや暑さ、雪への強さにもかかわります。

屋根材特徴
ポリカーボネートもっとも一般的な屋根材。光を通すため、カーポートの下が暗くなりにくい
熱線遮断タイプのポリカーボネート日差しの熱を抑える効果があり、夏に車内の温度が上がるのをやわらげる
折板(金属の板を折り曲げた屋根)強度が高く、雪の多い地域向けの商品に多い。光は通さない

エクスショップで販売中のカーポートのうち、積雪100cm以上に対応する291点では、267点(約9割)が折板屋根でした。
ポリカーボネートの特徴は「カーポートに最適な屋根材「ポリカーボネート」とは?特徴や他素材との違いについて解説」、屋根材ごとの比較は「屋根材の選び方」で解説しています。

手順5:サイズ・色・費用・法規を確認する

最後に、細かな条件を確認して商品とオプションを決めます。

サイズ(幅・奥行・高さ)

車の大きさに加えて、ドアを開けるスペースや、将来買い替える車の大きさも考えてサイズを選びます。
車種ごとの寸法の目安は「車のサイズ一覧|カーポート選びに必要な全長・全幅の目安」、高さの決め方は「カーポートの高さを決める際のポイント」で解説しています。

色

カーポートは家の正面に設置することが多く、外観の印象を大きく左右します。
人気の色と選び方は「カーポートの色選びで後悔しない!人気カラーと選び方完全ガイド」をご覧ください。

費用

手順1の表のとおり、台数によって価格帯は大きく変わります。
素材別の価格や安く抑える方法は「カーポートの費用相場は?1台用・2台用・素材別の価格と安く抑える方法」で詳しく紹介しています。

建ぺい率と確認申請

カーポートは建築基準法上の建築物のため、建ぺい率の計算に含まれ、原則として確認申請も必要です。
緩和措置や確認申請が不要になる条件は「カーポートは建ぺい率に入る?確認申請・固定資産税の判断基準と緩和措置を解説」で解説しています。

カーポート選びでよくある失敗

手順を飛ばして選ぶと、設置した後に困ることがあります。
たとえば、柱の位置を確認せずに選んでドアの開け閉めがしにくくなった、雪の量に対して強度が足りなかった、といった失敗です。
付けてから後悔しやすいポイントは「「カーポートはいらなかった」を防ぐ!後悔しないチェックポイント」にまとめています。
購入先で迷っている方は「カーポートはホームセンターで買える?ネット通販との違いや選び方を比較」も参考にしてください。

まとめ|台数→柱→雪と風→屋根材→細部の順で選べば失敗しにくい

カーポートは、台数と駐車スペースの形、柱の位置、地域の雪と風、屋根材の順に決めていくと、候補が自然に絞られます。
最後にサイズ・色・費用と、建ぺい率などの法規を確認すれば、設置した後に後悔しにくくなります。

もし、どのカーポートを選べばよいか悩んでいる場合は、エクスショップへお問い合わせください。
エクスショップでは日本全国へ、無料の出張見積もりを行っています。
実際に現地を訪問することで、敷地や地域の条件に合った最適な商品のご提案が可能です。
ぜひ、ぴったりのカーポートで、快適な駐車スペースを実現させてください。

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