カーポートの費用相場は?1台用・2台用・素材別の価格と安く抑える方法

【更新日】2026年08月12日

雨の日の乗り降りや、夏の車内の暑さ、冬のフロントガラスの凍結。
カーポートがあれば解決できるとわかっていても、いくらかかるのかがわからないと検討を進めにくいのではないでしょうか。
カーポートは商品の価格だけでなく、基礎工事などの費用も加わるため、総額がつかみにくい設備です。

そこでこの記事では、エクスショップで取り扱っているカーポートの工事費込み価格を台数別に集計し、実際の価格帯をご紹介します。
あわせて、価格を左右する要素と、費用を抑えるための考え方も解説します。
見積もりを取る前の目安として役立ててください。

※本記事の価格は2026年8月11日時点でエクスショップが取り扱っている商品を集計したものです。各商品の最小構成での工事費込み価格であり、実際の金額は設置場所の状況によって変わります。

カーポートの費用相場を台数別に見る

まずは全体の価格帯をつかみましょう。
以下は、エクスショップで取り扱っているカーポートの工事費込み価格を台数別に集計したものです。

台数もっとも安い商品価格帯の中心(中央値)よくある価格帯集計した商品数
1台用112,000円約52万円35万円~70万円219点
1.5台用172,600円約51万円36万円~66万円81点
2台用232,300円約88万円54万円~113万円441点
3台用686,100円約159万円128万円~194万円102点
4台以上546,100円約173万円136万円~226万円122点

「よくある価格帯」は、安い順に並べたときの下から4分の1と4分の3にあたる価格を示しています。
つまり、およそ半数の商品がこの範囲に収まるということです。

1台用は10万円台から選べる

1台用でもっとも安いのは112,000円で、工事費を含んだ金額です。
20万円未満の商品は219点中10点、20万円台は29点、30万円台は35点あります。
一方で40万円以上の商品が145点と過半数を占めており、これが中央値を約52万円に押し上げています。

つまり「1台用のカーポートは10万円台から設置できるが、選ばれている商品の多くは35万円から70万円の価格帯」と理解しておくとよいでしょう。
安い商品は屋根材や柱の仕様がシンプルな一方、高い商品は積雪や強風への耐性、デザイン性が高くなっています。

2台用は1台用の約2倍が目安

2台用でもっとも安いのは232,300円です。
中央値は約88万円で、1台用のおよそ1.7倍にあたります。
柱の本数や屋根の面積が増えるため、単純に2倍にはならないものの、それに近い金額を見込んでおくとよいでしょう。

なお2台用には、1本の屋根で覆うワイドタイプと、1台用を2つ並べる合掌タイプがあります。
合掌タイプは中央に柱が立つため、駐車のしやすさに影響する点は知っておきたいところです。

3台以上になると100万円を超えるケースが多い

3台用は102点のうち98点が100万円以上でした。
4台以上も122点のうち106点が100万円を超えています。
台数が増えると屋根を支える構造が大がかりになるため、価格の上がり方も急になります。

広い駐車スペースを覆いたい場合は、全体を1つのカーポートにするのか、複数に分けるのかによっても総額が変わります。
敷地の形に合わせた提案を受けたうえで判断するとよいでしょう。
変形地や狭小地の場合は、変形地・狭小地でもカーポートは設置できる!おすすめの種類と失敗しない選び方もあわせてご覧ください。

カーポートの価格を左右する5つの要素

同じ台数でも価格に10倍近い差が出るのはなぜでしょうか。
価格を決める主な要素を5つご紹介します。

積雪への対応強度

もっとも価格に影響するのが、雪への強さです。
カーポートは対応できる積雪量ごとに区分されており、エクスショップでは以下のように分類しています。

区分対応する積雪量
一般地域タイプ~20cm
高強度タイプ~30cm
積雪タイプ~50cm
多雪タイプ~100cm
豪雪タイプ~150cm/~200cm

雪の少ない地域であれば一般地域タイプで足りることが多く、価格も抑えられます。
一方、雪の多い地域で強度の低いものを選ぶと、積雪で屋根が変形したり倒壊したりする危険があります。
価格を抑えたいからといって、この項目を下げるのは避けたほうがよいでしょう。

屋根材の種類

屋根材には主にポリカーボネートとアルミ形材(折板)があります。
ポリカーボネートは光を通すため、カーポートの下や周囲が暗くなりにくいのが特徴です。
アルミ形材は光を通さない分、強度が高く、夏の日射を遮る効果も期待できます。

一般的にアルミ形材のほうが価格は高くなります。
屋根材についてはカーポートに最適な屋根材「ポリカーボネート」とは?特徴や他素材との違いについて解説で詳しく解説しています。

柱の位置と本数

柱の配置によっても価格が変わります。
片側だけで支える片流れタイプがもっとも一般的で、両側に柱を立てる両足支柱タイプ、車の後方だけで支える後方支持タイプなどがあります。

後方支持タイプは車の乗り降りの際に柱が邪魔になりにくい反面、屋根を支える構造に負担がかかるため価格は高めです。
駐車のしやすさを取るか、価格を取るかのバランスで選ぶことになるでしょう。

サイズと高さ

間口や奥行きが大きくなるほど価格は上がります。
また、車高の高い車に対応するハイルーフ仕様や、さらに高いロング柱仕様を選ぶと追加費用が発生します。
将来的に大きな車に乗り換える可能性がある場合は、あらかじめ高さに余裕を持たせておくと安心です。

設置場所の状況

見落としやすいのが、設置場所の条件による費用です。
既存のカーポートを撤去する場合は撤去費用が、地中に障害物がある場合は追加の掘削費用がかかることがあります。
また、地面がアスファルトや土の場合は、土間コンクリートの施工が必要になるケースもあります。

こうした費用は現地を見なければ確定しません。
商品の価格だけで判断せず、現地調査を経た見積もりで総額を確認しましょう。

カーポートの費用を抑える方法

予算に限りがある場合、どこを削れば安全性を損なわずに費用を抑えられるのでしょうか。

屋根材のグレードを見直す

ポリカーボネートには、熱線を遮るタイプや色の付いたタイプなど複数のグレードがあります。
標準的なタイプを選ぶことで、費用を抑えられます。
日射をどの程度遮りたいかを整理したうえで、必要な性能を見極めるとよいでしょう。

台数と用途を見直す

2台分の駐車スペースがあっても、屋根が必要なのが1台分だけであれば、1台用で足りるケースもあります。
1台用と2台用では、集計上の中央値でおよそ36万円の差がありました。
「とりあえず全体を覆う」のではなく、何を守りたいのかを整理することが費用の抑制につながります。

必要以上の強度を選ばない

積雪への対応強度は、地域の実情に合わせて選ぶことが大切です。
雪がほとんど降らない地域で豪雪タイプを選ぶ必要はありません。
お住まいの地域でどの区分が適切かは、施工業者に確認するのが確実でしょう。

複数の商品で見積もりを取る

同じ台数・同じような仕様でも、メーカーやシリーズによって価格には幅があります。
1台用では最安112,000円から最高1,751,100円まで、実に15倍以上の開きがありました。
希望する条件を伝えたうえで、いくつかの選択肢を提示してもらうとよいでしょう。

価格帯別のおすすめカーポートと施工事例

ここからは、実際にエクスショップで人気のあるカーポートを価格とあわせてご紹介します。
施工事例も掲載していますので、仕上がりのイメージを膨らませる参考にしてください。

プレシオスポート アール型 1台用(Value Select)

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工事費込み112,000円からと、1台用の中でもっとも手に取りやすい価格の商品です。
丸みのあるアール型の屋根で、住宅の外観になじみやすい形状といえます。
まずは雨よけと日よけを確保したい、という場合に適した選択肢でしょう。

アリュース 600タイプ 1台用(YKK AP)

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工事費込み137,300円からの1台用カーポートで、片流れタイプの人気商品です。
すっきりとした直線的なデザインで、住宅のテイストを問わず取り入れやすいでしょう。
価格を抑えつつデザイン性も確保したい場合に検討したい商品です。

神奈川県横浜市の施工事例

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アリュース 600タイプ 1台用を積雪20cm対応仕様で設置した事例です。
都市部の限られたスペースにも納まるサイズ感で、住宅の外観を損なわずに設置できています。
一般的な地域であれば、この仕様で十分に対応できるでしょう。

ネスカ R 1台用(LIXIL)

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工事費込み143,800円からのラウンドスタイルのカーポートです。
LIXILの定番シリーズで、ゆるやかな曲線を描く屋根が特徴といえます。
フラットスタイルの「ネスカ F」もあり、住宅の雰囲気に合わせて選べます。

大分県大分市の施工事例

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同じネスカシリーズのフラットスタイル2台用を、積雪20cm対応仕様で設置した事例です。
2台分をまとめて覆うことで、駐車位置を気にせず使えます。
シリーズ内でスタイルとサイズを選べる点も、検討しやすい理由といえるでしょう。

アリュース 600タイプ 2台用(YKK AP)

≫詳しい商品情報はこちら

工事費込み257,500円からの2台用ワイドタイプです。
2台用の最安値である232,300円に近い価格帯でありながら、中央に柱が立たないため駐車しやすい構造になっています。
2台分を1つの屋根で覆いたい場合の基本的な選択肢といえるでしょう。

積雪の多い地域向けの商品

雪の多い地域では、対応する積雪量を確認したうえで商品を選ぶ必要があります。
以下は積雪50cmに対応する仕様での施工事例です。

京都府舞鶴市の施工事例

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LIXILのカーポートSWを4本柱・積雪50cm対応で設置した事例です。
4本の柱で支えることで、屋根にかかる荷重を分散しています。
雪の重みに耐える構造が必要な地域では、柱の本数も含めた検討が欠かせません。

宮崎県宮崎市の施工事例

≫施工例はこちら

YKK APのジーポートProを、積雪50cm対応の2台用4本柱で設置した事例です。
雪の少ない地域でも、台風による強風への備えとして強度の高い仕様を選ぶケースがあります。
積雪だけでなく耐風性能もあわせて確認しておくとよいでしょう。

カーポートの商品一覧はカーポートのページからご覧いただけます。

まとめ|総額は現地調査を経た見積もりで確認しましょう

エクスショップの取扱商品を集計したところ、工事費込みの価格は1台用で112,000円から、2台用で232,300円からとなっていました。
実際に選ばれている価格帯の中心は、1台用でおよそ35万円から70万円、2台用でおよそ54万円から113万円です。
価格の差は、積雪への対応強度、屋根材、柱の配置、サイズ、そして設置場所の状況によって生まれます。

費用を抑えたい場合でも、積雪への対応強度だけは地域の実情に合わせて選ぶことをおすすめします。
安全性に直結する部分であり、後から変更することが難しいためです。
一方、屋根材のグレードや台数の見直しは、安全性を損なわずに費用を調整できる項目といえるでしょう。

ここでご紹介した価格は、各商品の最小構成での金額です。
実際の総額は、既存設備の撤去や地面の状況によって変わります。
自宅の場合いくらになるのか知りたい場合は、エクスショップへお問い合わせください。
エクスショップでは日本全国へ、無料の出張見積もりを行っています。
実際に現地を訪問することで、追加費用まで含めた正確なご提案が可能です。
ぜひ納得のいくカーポート選びを実現させてください。

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