目隠しフェンスの費用相場|5m・10m・20mの総額と素材別の価格を比較

【更新日】2026年08月12日

道路や隣家からの視線が気になり、目隠しフェンスの設置を考えている方は少なくありません。
ただ、フェンスは設置する長さによって金額が大きく変わるため、いくらかかるのかがつかみにくい設備です。
「10メートルでいくら」といった目安がわかれば、検討を進めやすくなるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、エクスショップで取り扱っているフェンスの工事費込み価格を集計し、1メートルあたりの単価と長さ別の目安をご紹介します。
素材による違いや、本体以外にかかる費用についても解説しますので、見積もりを取る前の目安として役立ててください。

※本記事の価格は2026年8月11日時点でエクスショップが取り扱っている商品を集計したものです。実際の金額は設置場所の状況によって変わります。

目隠しフェンスの費用相場は1メートルあたりいくら?

フェンスの価格は、長さあたりの単価で示されるのが一般的です。
エクスショップで取り扱っている目隠しタイプのフェンス476商品を集計すると、以下のようになりました。

項目1メートルあたりの価格(工事費込み)
もっとも安い商品11,266円
価格帯の中心(中央値)39,841円
よくある価格帯25,542円~68,800円
もっとも高い商品194,000円

「よくある価格帯」は、安い順に並べたときの下から4分の1と4分の3にあたる価格です。
およそ半数の商品が、1メートルあたり2万5千円から6万9千円程度の範囲に収まっています。

なお、この単価は各商品ページに記載されている「直線に3枚施工した場合の1メートルあたりの価格」です。
設置する長さや形状が変われば単価も変わりますので、比較のための目安として捉えてください。

長さ別の費用の目安

上記の単価をもとに、長さ別の総額をおおまかに換算すると次のようになります。

設置する長さ安い商品の場合価格帯の中心の場合上位グレードの場合
5メートル約6万円約20万円約34万円
10メートル約11万円約40万円約69万円
20メートル約23万円約80万円約138万円

10メートルというと、一般的な住宅の道路に面した一辺に相当する長さです。
敷地をぐるりと囲む場合は20メートルから30メートル程度になることもあり、金額の差が大きくなります。
すべてを目隠しタイプにするのではなく、視線が気になる場所だけを目隠しにするという考え方も有効でしょう。

本体価格以外にかかる費用

フェンスの設置では、本体と基本的な施工費以外に費用が生じることがあります。
代表的なのが、フェンスを支える基礎に関する費用です。

フェンスは、地面に直接柱を立てる方法と、ブロック塀の上に設置する方法があります。
すでにブロック塀がある場合はその上に取り付けられることが多く、新たに基礎を作る費用を抑えられます。
一方、何もない状態から設置する場合は、ブロックを積むか、独立基礎を設ける工事が必要です。

また、既存のフェンスやブロック塀を撤去する場合は、その処分費用も加わります。
古いブロック塀の撤去は、量によっては本体価格に匹敵する費用になることもあります。
フェンスとブロック塀の費用比較についてはフェンスとブロック塀どっちが安い?費用相場と後付けの方法を解説で詳しく解説しています。

素材で費用はどう変わる?

フェンスの素材は主にアルミと樹脂(人工木)に分かれます。
それぞれの価格帯を集計すると、明確な差が見られました。

素材もっとも安い商品価格帯の中心(中央値)集計した商品数
アルミ8,416円/m32,665円/m545点
樹脂(人工木)11,983円/m60,147円/m168点

アルミフェンスは選択肢が多く価格を抑えやすい

アルミは軽く錆びにくいため、屋外のフェンスに広く使われている素材です。
取扱商品数も545点ともっとも多く、デザインや高さの選択肢が豊富にあります。
価格帯の中心は1メートルあたり32,665円で、樹脂の約半分の水準でした。

木目調のプリントを施したアルミフェンスもあり、見た目の温かみを求めつつ価格を抑えたい場合の選択肢になります。

樹脂フェンスは質感が高い分だけ価格も上がる

樹脂(人工木)のフェンスは、木粉と樹脂を混ぜて成形した素材です。
本物の木に近い質感が得られる一方、価格帯の中心は1メートルあたり60,147円と、アルミのおよそ1.8倍でした。

厚みのある板を使うため重量があり、支柱の強度もそれに応じたものが必要になります。
質感を優先するか、費用を優先するかで判断が分かれるところでしょう。
人工木フェンスの特徴は人工木フェンスとは?デメリット・価格・おすすめ商品まで徹底解説もあわせてご覧ください。

価格を左右する要素と費用を抑えるコツ

同じ長さでも単価に十数倍の差が出るのはなぜでしょうか。
価格を決める要素と、抑えるための考え方を整理します。

高さ

もっとも影響が大きいのが高さです。
一般的なフェンスは高さ600ミリメートルから1000ミリメートル程度ですが、目隠しを目的とする場合は1200ミリメートルから2000ミリメートル程度が選ばれます。
高くなるほど材料が増え、支柱の強度も必要になるため価格が上がります。

ここで大切なのは、必要以上に高くしないことです。
道路からの視線を遮るだけなら、人の目線の高さに合わせれば足ります。
隣家の2階からの視線が気になる場合は、フェンスを高くするより、隠したい場所の近くに設置するほうが効果的でしょう。
高さの決め方はフェンスの高さはどう決める?高さの目安や注意点について解説で解説しています。

目隠しの程度

どの程度視線を遮るかによっても価格が変わります。
完全に視線を遮るルーバータイプや板張りタイプは、部材の使用量が増えるため単価が高くなります。
一方、格子状で適度にすき間のあるタイプは、価格を抑えつつ視線をやわらげられます。

すべてを完全な目隠しにする必要があるかを見直すと、費用を調整しやすくなります。
たとえばリビングの前だけ目隠しタイプにし、それ以外は格子タイプにするといった組み合わせも可能です。

設置方法

柱の立て方によっても費用が変わります。
「自由柱施工」は柱の位置を現場で調整できる方式で、敷地の形に合わせやすい反面、部材が増えます。
「自立建て用」はブロック塀がなくても単独で設置できるタイプで、基礎工事が必要になります。

既存のブロック塀を活かせるかどうかで総額が変わりますので、現状を確認したうえで提案を受けるとよいでしょう。

設置する範囲を絞る

費用を抑えるうえでもっとも効果があるのが、範囲を絞ることです。
1メートルあたりの単価が同じでも、20メートルを10メートルにすれば総額は半分になります。
どこからの視線が気になるのかを整理し、必要な場所に絞って設置することを検討してみてください。

価格帯別のおすすめ目隠しフェンスと施工事例

ここからは、実際の商品を価格とあわせてご紹介します。
いずれも工事費込みの1メートルあたりの価格です。

ミエーネフェンス 目隠しルーバータイプ(Value Select)

≫詳しい商品情報はこちら

1メートルあたり11,266円からのアルミ製目隠しフェンスです。
板を斜めに重ねたルーバー構造で、目隠し率100パーセントとされながら風は通す仕様になっています。
高さは600、800、1000ミリメートルから選べ、カラーは5色が用意されています。
目隠しフェンスの中でもっとも手に取りやすい価格帯といえるでしょう。

宮城県富谷市の施工事例

≫施工例はこちら

ミエーネフェンスの目隠しルーバータイプを、2段支柱の自立建て用で設置した事例です。
2段支柱にすることで高さを確保しつつ、ブロック塀がない場所にも単独で設置できます。
自立建て用は1メートルあたり25,033円からとなり、基本タイプより単価は上がりますが、基礎から新設する場合の選択肢になります。

モクアルフェンス 横板タイプ(Value Select)

≫詳しい商品情報はこちら

1メートルあたり12,183円からの木目調フェンスです。
アルミ製でありながら木の質感を再現しており、樹脂製より価格を抑えられます。
横板を用いた落ち着いたデザインで、住宅の外観になじみやすいでしょう。

神奈川県川崎市の施工事例

≫施工例はこちら

木調のフェンスをフリーポールタイプで設置した事例です。
フリーポールタイプは柱の位置を調整できるため、敷地の形状に合わせやすくなります。
木調のフェンスは、住宅の外壁の色と合わせることで統一感が生まれます。

ミエッタフェンス 防犯たて格子タイプ(Value Select)

≫詳しい商品情報はこちら

1メートルあたり9,434円からの縦格子フェンスです。
完全な目隠しではありませんが、格子のすき間により圧迫感を抑えながら視線をやわらげられます。
縦方向の格子は足をかけて登りにくいため、防犯の面でも利点があるとされています。
詳しくは目隠ししたいけど圧迫感は嫌!縦格子フェンスの選び方を解説もあわせてご覧ください。

高さのある目隠しが必要な場合

福岡県小郡市の施工事例

≫施工例はこちら

YKK APのシンプレオ フェンスYL1型を、横ルーバーの高尺タイプで自由柱施工した事例です。
高尺タイプは通常より高さのある仕様で、隣家の2階や高い位置からの視線が気になる場合に用いられます。
高さを出すと価格は上がりますが、必要な範囲に絞れば総額を抑えられるでしょう。

フェンスの商品一覧はフェンス・柵のページからご覧いただけます。

まとめ|必要な場所と高さを見極めることが費用を抑える近道

エクスショップの取扱商品を集計したところ、目隠しフェンスの工事費込み価格は1メートルあたり11,266円からで、価格帯の中心はおよそ2万5千円から6万9千円でした。
10メートル設置する場合の目安は、安い商品で約11万円、中心的な価格帯で約40万円となります。

素材別に見ると、アルミの中央値が1メートルあたり32,665円、樹脂が60,147円と、およそ1.8倍の差がありました。
価格を抑えたい場合は、木目調のアルミフェンスを選ぶという方法もあります。

費用を左右するもっとも大きな要素は、高さと設置する長さです。
どこからの視線が気になるのかを整理し、必要な場所に必要な高さで設置することが、無駄のない計画につながります。
また、既存のブロック塀を活かせるかどうかでも総額が変わりますので、現状の確認も欠かせません。

どのフェンスを選べばよいか、自宅の場合いくらになるのか悩んでいる場合は、エクスショップへお問い合わせください。
エクスショップでは日本全国へ、無料の出張見積もりを行っています。
実際に敷地を確認することで、基礎工事まで含めた具体的なご提案が可能です。
ぜひ圧迫感のない、暮らしやすい目隠しを実現させてください。

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