折角の持ち家、だけど外から丸見え。
持ち家を買ったときは気にならなかったのに生活する段になって気になるのが、庭から家の様子がストレートに見えてしまうことです。住人が在宅かどうか、家族構成から家の中の様子、果ては干している洗濯物まで庭から見えてしまいます。開放的なのはいいですがプライバシーがなく外から見えてしまうのは困りもの。ある程度家の様子が見えるのは仕方ないにしてもワンクッションは欲しいところです。ご近所に丸見えと思うとくつろげるはずの家もなんだか気が休まりません。
また、家のことを外から見ているのは近所の人だけでしょうか?どんな人が覗いているのかわからない世の中です。空き巣に泥棒、セキュリティの面でも家の丸見え状態は気になってしまいます。
生活する上で大きい騒音問題。
もう一つ住んでいく上で気になるのが騒音問題です。小さいお子さんがいるうちは夜泣きや大声(小さい子ってなかなか泣き止んでくれませんからね)、小学生が数人集まれば家の中でも走り回ったり騒いだりと近所からの苦情をもらってしまうことも。子供の泣き声がひどいと迷惑をかけていないか、あらぬ疑いをかけられていないか、気が気ではありません。
家が道路に面していれば外からの騒音や夜間は車の光に悩まされることもあります。昼には気にならない音も眠ろうとするととても大きく感じられ安眠が妨げられてしまいます。
大通りの近くであれば車の排気音、人通りが多ければ話し声が深夜でも聞こえることがしばしばです。学校の近くは意外と朝から夜まで絶えず人通りがあり、学生さんの話し声に辟易するという話も聞いたことがあります。健康被害というと大げさに聞こえるかもしれませんが、騒音で眠れなくなるという話はよく聞きますし、実際に安眠を妨げられるのは大きなストレスです。
目隠しフェンスなら防犯対策と防音対策、どちらもオシャレに解決!
解決策として提案したいのが目隠しフェンスです。お住まいの外周をぐるりと覆って、部屋を外からの視線と音から防ぎましょう。
フェンスや柵は、敷地の境界線を隔てて人や乗り物の侵入を防止したり、目隠しや防風・防音効果を得たりする構造物です。高さは大人の視線が遮られることを目安に、高くとも2メートル程度、あまり高いと圧迫感が出てしまいます。デザインによっては採光性や通気性が妨げられて逆効果になります。金属製や木製、ポリカーボネート製など様々な素材があります。
金属製フェンス
金属製にはアルミや鉄、ステンレス製などがあり、軽量でシンプルなデザインに合うアルミ、瀟洒でクラシックな印象の鋳造、視界を覆う面積も完全に遮断するものからあまり視界を遮ることのないものまでです。写真のように風を通すルーバー構造は通風性がよく目隠しとしての性能も期待できるため人気です。最近は木目調の金属フェンスもあり、見た目は木製のように見えますが丈夫で耐久性が高く長持ちします。
木目調のフェンスの長所はデザインに暖かみのありガーデニングと相性がいいことです。目に優しい色合いと模様のおかげで視覚的に重さや閉塞感を感じにくいです。格段に明るい印象になります。木製だと劣化が気になるような気候の場所にも設置可能です。
ポリカーボネート製フェンス
目隠ししつつすりガラスのようにシルエットだけを見せるポリカーボネート製も人気です。セキュリティとプライバシーをしっかり確保。シンプルな外観の家にマッチしやすく、ガラスに似た見た目は清潔感が魅力です。透明度によって圧迫感を抑えられ開放的で爽やかな印象です。
木調カラーとポリカーボネートいいとこどりのデザインもあります。
人工木製フェンス
天然木の表情、割れない、ささくれない、腐らない!天然木のようなナチュラルな表情の人工木フェンスです。花のある風景に金属のみだと冷たい印象になってしまいがちですが、そんなときには人工木製の目隠しフェンスがおすすめです。特に高さがあっても圧迫感が抑えられ、スリットの分日差しも確保できます。デザインが多様なのもポイントです。
必要なところだけ!機能性はそのままでリーズナブルに。
どうしても気になる場所、そこだけを隠してしまうという手もあります。予算を抑えながらも欲しい機能とデザイン性はしっかり確保!このような活用例が近年増えています。
まとめ
目隠しフェンスは一枚あるだけでプライバシーや音から私たちを守ってくれるものです。それもスタイリッシュにナチュラルに、外観の印象を演出しながら悩みを解決してくれます。目隠しフェンスでプライバシーと素敵な外観、両方手に入れるのはいかがでしょうか。