二重窓の費用は1窓いくら?価格の目安と補助金で実質負担がどう変わるかを解説
【更新日】2026年08月12日
窓辺の冷え込みや結露、外の騒音を解決する方法として、二重窓(内窓)の設置は有力な選択肢です。
とはいえ、家中の窓を工事するとなると、どのくらいの費用がかかるのか気になるのではないでしょうか。
この記事では、エクスショップで取り扱っている内窓の工事費込み価格をもとに、1窓あたりの目安をご紹介します。
あわせて、2026年度の補助金を使った場合に実質的な負担がどう変わるのかも解説します。
補助額が本体価格に迫るケースもあるため、費用を考えるうえで欠かせない要素です。
※本記事の価格は2026年8月11日時点の情報です。実際の金額は窓のサイズやガラスの種類によって変わります。
二重窓の費用は1窓あたりいくら?
エクスショップでは、3メーカー9商品の内窓を取り扱っています。
それぞれの工事費込み価格を集計すると、次のようになりました。
| 項目 | 1窓あたりの価格(工事費込み) |
|---|---|
| もっとも安い商品 | 37,600円 |
| 価格帯の中心 | 51,800円 |
| もっとも高い商品 | 69,800円 |
おおむね4万円前後から7万円程度が、1窓あたりの目安といえるでしょう。
ただし、これは各商品の最小構成での価格です。
実際には窓のサイズやガラスの種類によって金額が変わります。
窓の数で総額はどう変わるか
1窓あたりの価格をもとに、窓の数ごとの総額をおおまかに換算すると次のようになります。
| 窓の数 | 安い商品の場合 | 中心的な価格帯の場合 |
|---|---|---|
| 1窓 | 約4万円 | 約5万円 |
| 3窓(寝室+リビングなど) | 約11万円 | 約16万円 |
| 6窓(1階全体など) | 約23万円 | 約31万円 |
| 10窓(家全体) | 約38万円 | 約52万円 |
この表はあくまで単純に掛け合わせた目安です。
大きな掃き出し窓は価格が上がり、小さな窓は下がりますので、実際には窓ごとに金額が異なります。
二重窓の費用を左右する要素
同じ内窓でも価格に差が出るのはなぜでしょうか。
主な要素を整理します。
窓のサイズ
もっとも影響が大きいのが窓の大きさです。
リビングの掃き出し窓のように大きな窓ほど、材料が増えるため価格が上がります。
一方、トイレや浴室の小窓であれば、比較的抑えられます。
後ほど解説する補助金も、窓の面積によって金額が変わる仕組みになっています。
そのため、大きな窓ほど費用は上がるものの、補助額も大きくなるという関係にあります。
ガラスの種類
内窓に入れるガラスにも複数の選択肢があります。
たとえばインプラスの場合、単板ガラス(3ミリメートル・4ミリメートル・5ミリメートル)、和紙調ガラス、一般複層ガラス、遮熱高断熱複層ガラスなどから選べます。
もっとも価格を抑えられるのは単板ガラスですが、断熱性能を重視するなら複層ガラスが適しています。
複層ガラスは2枚のガラスの間に空気層を設けた構造で、単板より熱を伝えにくくなります。
何を目的に内窓を設置するかで、選ぶべきガラスは変わります。
音への対策が主目的であれば厚みのある単板ガラス、断熱が主目的であれば複層ガラスというように、優先順位を整理しておくとよいでしょう。
防音効果の仕組みについては二重窓は本当に防音効果がある?遮音の仕組み・効果の目安・失敗しない選び方を徹底解説で詳しく解説しています。
窓の形状
窓の開き方によっても価格が変わります。
内窓には引き違い窓(2枚建・4枚建)、FIX窓、開き窓、テラス窓といった種類があり、既存の窓の形状に合わせて選びます。
一般的な引き違い窓がもっとも標準的で、特殊な形状になるほど価格は上がる傾向があります。
浴室や特殊な場所
浴室に設置する場合は、水まわりでの使用を想定した浴室仕様を選びます。
エクスショップでも、主要な商品にそれぞれ浴室仕様が用意されています。
一般の居室用とは仕様が異なるため、価格も別に設定されています。
補助金を使うと実質負担はどう変わる?
二重窓の費用を考えるうえで見逃せないのが、国の補助金です。
2026年度は「先進的窓リノベ2026事業」が実施されています。
補助額は1窓あたり22,000円から152,000円
内窓設置の補助額は、窓の大きさと内窓の断熱性能によって決まります。
戸建住宅の場合の金額は以下のとおりです。
| 性能区分 | 特大(4.0平方メートル以上) | 大(2.8~4.0平方メートル) | 中(1.6~2.8平方メートル) | 小(0.2~1.6平方メートル) |
|---|---|---|---|---|
| P(SS)Uw1.1以下 | 140,000円 | 89,000円 | 58,000円 | 36,000円 |
| S Uw1.5以下 | 76,000円 | 52,000円 | 34,000円 | 22,000円 |
出典:先進的窓リノベ2026事業「対象工事の詳細【内窓設置】」
集合住宅の場合は、これよりやや高い金額(24,000円から152,000円)が設定されています。
補助の上限は1戸あたり100万円です。
補助額が本体価格に迫るケースもある
ここで注目したいのが、補助額と工事費の関係です。
1窓あたりの工事費込み価格が4万円前後から7万円程度であるのに対し、補助額は22,000円から140,000円と、決して小さくない金額です。
たとえば中サイズ(1.6平方メートルから2.8平方メートル)の窓に性能の高い内窓を設置した場合、補助額は58,000円になります。
工事費との差額次第では、実質的な負担が大きく下がる計算です。
もちろん、実際の工事費は窓のサイズやガラスの種類によって変わりますし、補助額もメーカーが発行する性能証明書にもとづいて確定します。
そのため、この場で「実質いくら」と断定することはできません。
ただ、補助金の有無で負担感が大きく変わることは確かでしょう。
補助を受けるには条件がある
補助金を受けるには、いくつかの条件を満たす必要があります。
主なものは、築1年以上の既存住宅であること、2025年11月28日以降に着工した工事であること、登録された「窓リノベ事業者」と契約すること、そして補助額の合計が5万円以上であることです。
とくに注意したいのが、補助額の下限です。
小サイズの窓を1窓だけSグレードで設置した場合、補助額は22,000円となり5万円に届きません。
複数の窓をまとめて工事することで条件を満たしやすくなります。
また、予算の上限に達した時点で受付が終了する点にも注意が必要です。
制度の詳細は【2026年度】二重窓の補助金はいくら?先進的窓リノベ2026の対象条件と申請の流れを解説で解説しています。
工事にかかる時間と生活への影響
既存の窓を壊さずに設置できる
内窓の設置は、既存の窓をそのまま残し、その内側に新しい窓を取り付ける工事です。
壁を壊す必要がないため、外壁や室内の大掛かりな補修は生じません。
そのため、住みながらの工事がしやすい点が特徴です。
外窓を丸ごと交換する工事に比べると、費用も工期も抑えられます。
窓枠の状態によっては下地の調整が必要
内窓は既存の窓枠に取り付けるため、枠の奥行きが足りない場合や、枠が傷んでいる場合には下地の調整が必要になることがあります。
また、窓の形状によっては設置が難しいケースもあります。
設置できるかどうかは、現地で窓を確認しなければ判断できません。
見積もりの際に、対象となる窓をすべて見てもらうとよいでしょう。
設置後は掃除の手間が少し増える
費用とは別に、設置後の変化として知っておきたいのが掃除の手間です。
窓が2枚になるため、拭く面が増え、レールも増えます。
毎日のことではありませんが、あらかじめ知っておくと納得して選べるでしょう。
エクスショップで選べる内窓と施工事例
エクスショップでは3メーカー9商品の内窓を取り扱っており、窓のタイプやガラスの組み合わせは6,300パターン以上とされています。
ここでは代表的な商品と施工事例をご紹介します。
インプラス(LIXIL)
内窓の中でも知名度の高い、LIXILの樹脂製内窓です。
窓タイプは引き違い窓2枚建・4枚建、FIX窓、開き窓、テラス窓から選べます。
ガラスも単板ガラスから遮熱高断熱複層ガラスまで幅広く用意されており、目的に応じて組み合わせられます。
愛媛県今治市の施工事例
インプラスの引違い窓2枚建を設置した事例です。
もっとも標準的な窓の形状で、多くの住宅で採用されているタイプといえます。
既存の窓枠に沿って納まるため、室内の印象を大きく変えずに施工できます。
京都府京都市の施工事例
引違い窓の変則2枚建を採用した事例です。
左右の建具の幅が異なる窓にも対応できるため、規格に当てはまらない窓でも設置できる場合があります。
自宅の窓が特殊な形状でも、まずは相談してみる価値があるでしょう。
ウチリモ 内窓(YKK AP)
YKK APの樹脂製内窓です。
短時間で施工できる点が特徴とされており、生活への影響を抑えながら工事を進めやすい商品です。
新潟県新潟市の施工事例
引違い窓2枚建の内窓を設置した事例です。
寒さの厳しい地域では、窓辺の冷え込みや結露に悩まされることが多くなります。
複数の窓をまとめて工事することで、部屋全体の体感が変わりやすいでしょう。
そのほかの内窓
エクスショップでは、以下の商品も取り扱っています。
インプラス for Renovation(LIXIL)
LiteU(YKK AP)
プラメイクEII(三協アルミ)
いずれも浴室仕様が用意されています。
浴室は住宅の中でも冷え込みやすい場所ですので、居室とあわせて検討してみるとよいでしょう。
内窓の商品一覧は内窓(二重窓・二重サッシ)のページからご覧いただけます。
まとめ|補助金を含めた総額で判断しましょう
エクスショップで取り扱っている内窓の工事費込み価格は、1窓あたりおよそ37,600円から69,800円でした。
実際の金額は、窓のサイズ、ガラスの種類、窓の形状によって変わります。
費用を考えるうえで欠かせないのが、2026年度の「先進的窓リノベ2026事業」です。
内窓設置の補助額は1窓あたり22,000円から152,000円で、工事費に対して決して小さくない割合を占めます。
補助額の合計が5万円以上という条件があるため、複数の窓をまとめて計画するほうが活用しやすいでしょう。
また、この制度は予算の上限に達した時点で受付が終了します。
窓の寒さや結露が気になっているのであれば、早めに見積もりを取っておくことをおすすめします。
自宅の窓がいくらになるのか、どの商品が合うのか知りたい場合は、エクスショップへお問い合わせください。
エクスショップでは日本全国へ、無料の出張見積もりを行っています。
実際に窓の寸法を確認することで、補助額を含めた具体的なご提案が可能です。
ぜひ一年を通して快適に過ごせる住まいを実現させてください。
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