ウッドデッキの費用相場|広さ・素材別の価格と20年トータルコストで比較

【更新日】2026年08月12日

庭にウッドデッキがあれば、洗濯物を干したり、子どもを遊ばせたり、休日にくつろいだりと使い道が広がります。
ただ、いざ検討を始めると「いくらかかるのか」がわかりにくいのではないでしょうか。
ウッドデッキは広さによって金額が大きく変わるため、まとまった相場が示されにくい設備です。

そこでこの記事では、エクスショップで取り扱っているウッドデッキの工事費込み価格を集計し、1平方メートルあたりの単価と広さ別の目安をご紹介します。
あわせて、人工木と天然木で生涯コストがどう変わるのかも解説します。
初期費用だけで判断すると後悔しやすい設備ですので、長い目で見た比較も確認していきましょう。

※本記事の価格は2026年8月11日時点でエクスショップが取り扱っている商品を集計したものです。実際の金額は設置場所の状況によって変わります。

ウッドデッキの費用相場は1平方メートルあたりいくら?

ウッドデッキの価格は、面積あたりの単価で示されるのが一般的です。
エクスショップで取り扱っている48商品の工事費込み単価を集計すると、以下のようになりました。

項目1平方メートルあたりの価格(工事費込み)
もっとも安い商品27,916円
価格帯の中心(中央値)52,462円
よくある価格帯44,902円~79,142円
もっとも高い商品110,955円

「よくある価格帯」は、安い順に並べたときの下から4分の1と4分の3にあたる価格です。
およそ半数の商品が、1平方メートルあたり4万5千円から8万円程度の範囲に収まっています。

なお、この単価は各商品ページに記載されている「3.6メートル×1.8メートルで設置した場合の1平方メートルあたりの価格」です。
設置する広さや形状が変われば単価も変動しますので、あくまで比較のための目安として捉えてください。

広さ別の費用の目安

上記の単価をもとに、広さ別の総額をおおまかに換算すると次のようになります。

広さ面積安い商品の場合中心的な価格帯の場合
3.6m×1.8m(約4畳)約6.5平方メートル約18万円約34万円
3.6m×2.7m(約6畳)約9.7平方メートル約27万円約51万円
5.4m×2.7m(約9畳)約14.6平方メートル約41万円約76万円

この表はあくまで単価をかけ合わせた目安です。
実際には、面積が広がるほど1平方メートルあたりの単価は下がる傾向があります。
また、地面の状態や高さの調整によっても金額は変わりますので、正確な金額は見積もりで確認しましょう。

本体価格以外にかかる費用

ウッドデッキの設置では、本体と基本的な施工費以外に費用が生じることがあります。
主なものは、既存のデッキやコンクリートの撤去費用、地面の整地費用、そしてオプションの費用です。

オプションとしてよく選ばれるのが、ステップ(階段)とデッキフェンスです。
庭に下りるための段差を解消するステップは、床の高さによっては必要になります。
また、デッキの周囲に手すりや目隠しを設けたい場合はフェンスを追加します。
これらは後から追加するより、最初にまとめて計画したほうが費用を抑えやすいでしょう。

人工木と天然木で費用はどう変わる?

ウッドデッキの素材は、大きく人工木(樹脂木)と天然木に分かれます。
初期費用だけでなく、その後の維持費まで含めて比べることが大切です。

人工木は初期費用が高めでも手入れの負担が軽い

人工木は、木粉と樹脂を混ぜて成形した素材です。
天然木に比べて腐りにくく、シロアリの被害も受けにくいため、定期的な塗装が不要とされています。
色あせは起こるものの、構造として朽ちていく心配は少ないでしょう。

初期費用は天然木のソフトウッドより高くなる傾向がありますが、塗装の費用と手間がかからない点が大きな利点です。
現在エクスショップで取り扱っているウッドデッキも、人工木を中心とした構成になっています。

天然木は初期費用を抑えられるが定期的な塗装が必要

天然木にはソフトウッドとハードウッドがあります。
ソフトウッド(杉やSPF材など)は加工しやすく初期費用を抑えられる一方、腐朽を防ぐために1年から2年に一度の塗装が求められます。
ハードウッド(イペやウリンなど)は耐久性が高いものの、材料費が高く加工にも手間がかかります。

天然木ならではの質感や、経年による色の変化を楽しみたい場合には魅力的な選択肢です。
ただし、手入れを続けられるかどうかが判断の分かれ目になるでしょう。

20年で見たときのコストの考え方

仮に、定期的な塗装が必要な素材で、2年に一度の塗装に3万円かかるとします。
20年間では10回の塗装で30万円が上乗せされる計算です。
初期費用が10万円安かったとしても、20年で見れば逆転する可能性があります。

もちろん、塗装を自分で行えば材料費だけで済みますし、住まい方によって適した素材は変わります。
大切なのは、初期費用だけで比べないことです。
手入れにかけられる時間と費用も含めて検討するとよいでしょう。
手入れの具体的な方法はウッドデッキのメンテナンス方法とは?注意点やおすすめ製品をご紹介で解説しています。

ウッドデッキの費用を左右する要素

同じ広さでも単価に4倍近い差が出るのはなぜでしょうか。
価格を決める主な要素を整理します。

床板の質感と加工

もっとも価格に影響するのが床板です。
表面に木目の凹凸を再現した加工が施されているものや、天然木に近い色ムラを表現したものは価格が高くなります。
一方、シンプルな表面仕上げの商品であれば単価を抑えられます。

実際にエクスショップの商品を単価順に並べると、基本的なタイプが1平方メートルあたり27,916円から、木目の質感にこだわったタイプが44,902円からと、同じメーカー内でも差があります。

床の高さ

ウッドデッキは、掃き出し窓の高さに合わせて床の高さを決めます。
高さがあるほど支える部材が増えるため、費用も上がります。
たとえば商品によっては、床高170ミリメートルのタイプから1000ミリメートル前後のタイプまで用意されています。

床を高くすればリビングとの段差がなくなり、部屋の延長として使いやすくなります。
一方、庭に下りる機会が多い場合は、低めにしてステップを設けるという考え方もあるでしょう。

形状の複雑さ

長方形にまっすぐ設置する場合がもっとも費用を抑えられます。
建物の形に合わせて切り欠きが必要な場合や、L字型にする場合は加工の手間が増えます。
また、庭木を避けるための加工なども追加費用の要因になります。

オプションの有無

ステップ、デッキフェンス、屋根などのオプションによっても総額が変わります。
とくに屋根は本体と同程度の費用がかかることもあるため、必要かどうかを慎重に検討したいところです。
屋根の必要性についてはウッドデッキに屋根があるメリットとは?注意点や実際の施工事例もご紹介もあわせてご覧ください。

価格帯別のおすすめウッドデッキと施工事例

ここからは、実際の商品を価格とあわせてご紹介します。
いずれも工事費込みの1平方メートルあたりの価格です。

リウッドデッキ S(YKK AP)

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1平方メートルあたり27,916円からと、取扱商品の中でもっとも手に取りやすい価格の人工木デッキです。
木粉とポリプロピレンを混ぜた「リウッド」という素材でできており、水濡れや腐朽に強い点が特徴とされています。
規格の幅と奥行きが細かく用意されているため、庭の広さに合わせて選びやすいでしょう。

埼玉県加須市の施工事例

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リウッドデッキ Sを設置したシンプルな事例です。
オプションを付けずに本体のみで設置すると、費用を抑えながら十分な使い勝手を得られます。
まずは基本的な形で導入し、必要に応じて後から検討するという進め方もあるでしょう。

広島県三原市の施工事例

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リウッドデッキ Sに段床セットを組み合わせた事例です。
デッキから庭へ下りる段差を階段状にすることで、行き来がしやすくなります。
洗濯物を干す動線や、子どもの出入りを考えると、ステップの有無は使い勝手を左右します。

レストステージ 幕板納まり(LIXIL)

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1平方メートルあたり34,245円からの人工木デッキです。
幕板を用いてデッキの側面をすっきりと納める仕様で、外から見たときの仕上がりが整います。
価格と見た目のバランスを重視したい場合の選択肢といえるでしょう。

樹ら楽 プレーンタイプ(LIXIL)

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1平方メートルあたり39,836円からのシリーズです。
落ち着いた表情の床板で、住宅の外観になじみやすい仕上がりになっています。
木目の質感をより重視する場合は、同シリーズの木彫タイプ(1平方メートルあたり44,902円から)も選べます。

東京都町田市の施工事例

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同じ樹ら楽シリーズを設置した事例です。
リビングの掃き出し窓に高さを合わせることで、室内から続く空間として使えます。
限られた敷地でも、床の高さを工夫することで開放感を得られる好例といえるでしょう。

オプションを組み合わせた事例

大阪府河内長野市の施工事例

≫施工例はこちら

リウッドデッキ Sに、独立式のステップとラチス格子のデッキフェンスを組み合わせた事例です。
フェンスを設けることで、外からの視線をやわらげながら安心して過ごせる空間になります。
本体だけでなく、周囲の環境に応じたオプションまで含めて計画すると、実際の使い勝手が高まるでしょう。

ウッドデッキの商品一覧はウッドデッキのページからご覧いただけます。

まとめ|広さと素材を決めてから見積もりを取りましょう

エクスショップの取扱商品を集計したところ、ウッドデッキの工事費込み価格は1平方メートルあたり27,916円からで、価格帯の中心はおよそ4万5千円から8万円でした。
3.6メートル×1.8メートルほどの広さであれば、目安として18万円から34万円程度と考えておくとよいでしょう。

価格を左右するのは、床板の質感、床の高さ、形状の複雑さ、そしてオプションの有無です。
また、素材の選択は初期費用だけでなく、その後の手入れの手間と費用にも関わります。
塗装が必要な素材を選ぶ場合は、20年単位で見たときの総額も踏まえて判断することをおすすめします。

どの広さが自宅に合うのか、どの素材を選べばよいか悩んでいる場合は、エクスショップへお問い合わせください。
エクスショップでは日本全国へ、無料の出張見積もりを行っています。
実際に庭の状況を確認することで、必要なオプションまで含めた具体的なご提案が可能です。
ぜひ長く使えるウッドデッキを実現させてください。

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