夏でも裸足で歩ける!熱くならないウッドデッキの選び方
【更新日】2026年07月21日

夏場のウッドデッキは表面温度が高くなりやすく、素足で歩きにくくなることがあります。こうした暑さ対策には、素材選びが重要です。特に子どもやペットがいる家庭では、安全面への配慮としても暑さ対策が欠かせません。 本記事では、夏でも快適に使えるウッドデッキの素材と選び方のポイント、具体的な対策方法をわかりやすく解説します。
ウッドデッキは夏にどれくらい熱くなる?

夏の直射日光が当たるウッドデッキは、表面温度が50〜60℃に達することがあります。これは素足で踏むと火傷に近い感覚になる温度です。特に一般的な人工木デッキは木粉とプラスチックを混ぜた素材でできており、熱を吸収しやすく、午後の時間帯には使い物にならないほど高温になるケースも少なくありません。小さな子どもやペットは素足でデッキに出ることが多いため、安全面からも表面温度の上がりにくさは重要な検討ポイントです。
熱くなりにくいウッドデッキ素材とは?

ウッドデッキには天然木や一般的な人工木、昇温抑制機能を持つ特殊素材など、さまざまな種類があります。
| 素材 | 熱くなりにくさ | メンテナンス | 主な特徴 |
| 天然木 | 〇 | △ 定期的な塗装・防腐処理が必要 | 熱は伝わりにくいが腐食・シロアリのリスクあり |
| 一般的な人工木(木粉+プラスチック) | △ | 〇 | 耐久性は高いが熱を溜め込みやすい |
| 昇温抑制タイプの人工木 | ◎ | 〇 | 特殊顔料・低熱伝導素材により表面温度の上昇を抑制 |
天然木は熱が伝わりにくい性質がありますが、腐食やシロアリ被害、ささくれなどのリスクがあり定期的なメンテナンスが欠かせません。一方、一般的な人工木は耐久性・メンテナンス性に優れる反面、熱を溜め込みやすい点がデメリットです。
こうした課題に対応するため、近年は昇温抑制効果を持つ特殊な人工木素材が広まっています。断熱材にも使われる硬質低発泡ウレタン樹脂を採用した素材や、日光を反射する特殊顔料を配合した素材などがあり、通常の人工木に比べて表面温度の上昇を大幅に抑えられます。
熱くなりにくいウッドデッキを選ぶポイント

素材の種類を把握したうえで、実際に商品を選ぶ際にどこを確認すればよいか、4つのポイントに整理します。
熱伝導率の低さを確認する
熱伝導率が低いほど、素材に触れたときに熱を感じにくくなります。たとえばアルミは熱伝導率が非常に高く(236 W/m·K)、触るとすぐに熱さが伝わります。一方、硬質低発泡ウレタン樹脂の熱伝導率は0.03 W/m·K程度と極めて低く、夏の日光を受けても内部に熱がこもりにくい特性があります。商品の仕様欄や説明文で熱伝導率や断熱性に関する記述があるかどうかを確認しましょう。
昇温抑制効果の有無をチェックする
昇温抑制効果とは、日光による表面温度の上昇を抑える機能のことです。日光を反射する特殊顔料が配合された素材では、同系色の一般品と比べて表面温度を最大約10℃抑制できる製品も存在します。商品説明に「昇温抑制」「遮熱」「熱を感じにくい」などの記載がある製品を選ぶとよいでしょう。
蓄熱しにくい構造かどうかを見る
素材自体の特性に加えて、デッキ材の内部構造も重要です。独立気泡構造を採用した素材は内部への熱の蓄積を抑えられるため、日が陰ってからの温度低下が早く、夕方以降も快適に使えます。日中に蓄えた熱が夜まで残るという人工木特有の問題を解消できる構造かどうかも選ぶ際の判断材料になります。
設置環境(方角・日照時間)も考慮する
素材の性能だけでなく、デッキを設置する場所の条件も表面温度に大きく影響します。南向きで日当たりの良い場所ほど温度が上がりやすく、建物の影が入る北向きや東向きは比較的涼しく保たれます。テラス屋根の設置も含め、設置環境に応じて素材と対策を組み合わせて検討するのが理想的です。
ウッドデッキを熱くしにくくする対策方法

素材選びとあわせて、設置後の工夫でも暑さを和らげることができます。施工前後を問わず取り入れやすい対策を3つ紹介します。
テラス屋根・オーニングで直射日光を遮る
熱くなりにくくするための最も効果的な対策は、デッキに日光を当てないことです。テラス屋根は家と一体感のある仕上がりになり、雨の日の洗濯物干しにも重宝します。オーニングは使わないときに収納できるため、必要なときだけ日差しを調整したい方に向いています。UVカット率の高い素材を選ぶと、紫外線対策にもなります。
打ち水で気化熱を利用する
人工木は吸水率が低いため、表面に水をかけると素早く蒸発し、気化熱によって温度が下がります。特に気温と日差しが強くなる14〜16時頃に打ち水をすると効果を実感しやすく、ホースやジョウロで手軽に対策できます。特別な設備がいらず、すぐに実践できる点が魅力です。
遮熱マットを敷く
デッキ全体ではなく、子どものプール周りやBBQスペースなど特定の場所だけ対策したい場合は、遮熱マットが便利です。特殊加工で表面温度の上昇を抑える仕組みになっており、敷くだけで使えるため施工が不要です。人工芝風やタイル調などデザインも豊富で、シーズンオフには洗って収納できます。
熱くなりにくいウッドデッキはこんな人におすすめ

昇温抑制性能を持つデッキが特に向いているのは、以下のような方です。
●小さな子どもやペットがいるご家庭
● 夏にBBQやプール遊びを楽しみたい方
● メンテナンスの手間を減らしたい方
子どもやペットが素足で過ごす環境では、表面温度の低さが安全性に直結します。夏のアウトドアを日中から楽しみたい方や、塗装・防腐処理などの手間を省きたい方にも、昇温抑制性能を持つ高耐久の人工木素材は適した選択肢です。
熱くなりにくいおすすめウッドデッキをご紹介
ここでは、昇温抑制効果の高い製品を4つ厳選してご紹介します。それぞれの素材特性と施工事例をあわせて参考にしてください。
MINO 彩木ガーデンデッキDG
アルミ芯材と硬質低発泡ウレタン樹脂を組み合わせた彩木素材を採用した人工木デッキです。熱を感じにくく気温30℃の日でも裸足で歩けるほか、UVによる退色や伸縮による割れ・反りの心配もありません。本物の木の木目で型を取ったデッキ材は、職人も見間違うほど繊細なリアルさが特徴です。
東京都あきる野市の施工事例
ミックオークのナチュラルな色合いが外構全体を明るく整えています。リビングと段差なくつながるフラットな設計で、庭との距離が縮まり、屋外で過ごす時間が自然と増えることでしょう。
宮城県名取市の施工事例
落ち着いた色見の木目が芝生・砂利の庭と馴染み、温かみのある屋外空間に仕上がりました。人工木とは思えないリアルな木目の表情が、庭全体の雰囲気を引き締めています。
LIXIL 樹ら楽 プレーンタイプ
シンプルなデザインでさまざまな住宅外観に馴染みやすい人工木デッキです。間口1.5間〜4.0間、出幅3尺〜10尺の豊富なサイズ展開と5色のカラーバリエーションで、設置スペースや外構に合わせた選択が可能です。
神奈川県茅ケ崎市の施工事例
天然木デッキの老朽化をきっかけに人工木へ交換した事例です。これまで必要だったペンキ塗りや補強が不要になり、メンテナンスの手間が大幅に軽減されました。
埼玉県日高市の施工事例
ダークブラウンの落ち着いた色合いが石積みの外構とよく馴染み、物干しスタンドを置いても十分な広さが確保されています。日常使いしやすい環境が整いました。
LIXIL デッキDC
低熱伝導率の樹脂材と蓄熱を抑える独立気泡構造を採用した人工木デッキです。一般的な人工木と比べて足裏温度が約4℃低く(LIXIL社独自試験)、従来品比で熱伝導率約1/3を実現しています。デッキ材表面の溝による濃淡カラーが天然木のような風合いを表現しています。
佐賀県佐賀市の施工事例
クリエモカRのグレイッシュな色合いが白い外壁と調和し、すっきりとした印象に仕上がっています。コンクリートの地面に束柱で設置されており、掃き出し窓からフラットに出られる動線が確保されています。
埼玉県久喜市の施工事例
クリエラスクRのやわらかいベージュトーンが人工芝の緑と馴染み、明るく開放的な庭空間に仕上がりました。広めのデッキ面が芝生に向けて広がり、屋外でゆったり過ごせる場所になっています。
まとめ
ウッドデッキの暑さは、素材選びと適切な対策によって大きく軽減できます。熱をため込みにくい製品を選び、テラス屋根や打ち水などを併用することで、夏でも快適なデッキ空間を実現しやすくなります。特にお子さまやペットがいるご家庭では、安全面にも配慮した計画が大切です。
ウッドデッキ選びに迷ったときは、ぜひエクスショップにご相談ください。豊富な商品ラインナップと全国対応の施工サービスで、ご自宅に最適なウッドデッキをご提案します。
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