ウッドデッキと人工芝を組み合わせるには?メリット・選ぶ注意点デメリットを解説
【更新日】2026年10月06日

庭づくりの選択肢として、ウッドデッキと人工芝を組み合わせるスタイルが注目されています。天然芝の庭に比べて手入れの負担が少なく、DIYでも比較的取り入れやすい点が支持される理由です。
本記事では、ウッドデッキと人工芝の相性から、組み合わせるメリット、施工前の注意点、人工芝に合う素材選び、施工後のメンテナンス方法、DIYの可否まで詳しく解説します。
ウッドデッキと人工芝は相性がいい?

結論として、ウッドデッキと人工芝は相性のよい組み合わせです。ウッドデッキは屋内から庭へと続く動線をつくり、人工芝はその周囲の地面を緑で彩る役割を果たします。両者を組み合わせることで、天然芝や砂利敷きの庭に比べて景観に統一感が生まれ、家族で過ごせる庭空間を実現しやすくなります。
とくに水はけ性能の高い人工芝を選べば、ウッドデッキ周辺の湿気を抑えられるため、木材の劣化リスクを下げることにもつながります。
ウッドデッキと人工芝を組み合わせるメリット

ウッドデッキと人工芝を組み合わせるメリットは、主に以下の3つです。
DIYで取り入れやすい
ウッドデッキと人工芝は、専門業者に依頼しなくても自分で施工できる点が大きな特徴です。窓に面したスペースにウッドデッキを設置し、残りの庭部分に人工芝を敷くという流れが一般的な進め方です。
庭の広さにもよりますが、ウッドデッキの設置に2日程度、人工芝の施工に1日程度が目安となり、短い工期で庭全体の印象を変えられます。
水はけがよくメンテナンスの負担が少ない
近年の人工芝は裏面に透水穴が設けられているものが多く、雨水が地面に抜けやすい構造になっています。水はけが良好な人工芝を選べば、表面に水が溜まりにくく、ウッドデッキ側への湿気の影響も抑えられます。
天然芝や砂利の庭と比べると、除草や水やりといった日々の手入れが不要になる点も、人工芝を選ぶ理由の一つです。
一年を通して緑の景観を保てる
人工芝は天候や季節に左右されにくいため、一年を通して緑の状態を保てます。ウッドデッキと組み合わせることで、季節を問わず庭全体の見た目を整えやすくなる点もメリットです。
ウッドデッキに人工芝を敷く前に知るべき注意点

メリットの多い組み合わせですが、施工前に確認しておきたい注意点もあります。
人工芝の素材と透水性を確認する
人工芝を選ぶ際は、水はけの良さを左右する透水穴の有無を確認しておく必要があります。人工芝の裏面(黒い部分)に一定間隔で小さな穴があるかどうかで判別できます。透水穴がないタイプは水はけが悪く、芝の劣化やウッドデッキ側のカビにつながる可能性があります。
DIYでカットする予定がある場合は、裏面の素材にも注目します。合成ゴム製は硬くカットしにくい一方、ポリウレタンコーティングなど柔らかい素材は加工がしやすい傾向にあります。
ウッドデッキの材質によってはカビや腐食のリスクがある
人工芝の水はけを良くしても、ウッドデッキ自体の劣化を完全に防げるとは限りません。とくに天然木のウッドデッキは、雨や湿気の影響で経年による腐食やカビが発生しやすく、放置するとシロアリの発生にもつながる恐れがあります。
人工芝と組み合わせる場合は、湿気に強く腐食しにくい素材のウッドデッキを選ぶことが、長く庭を維持するポイントになります。
用途に応じて人工芝の種類を選ぶ
人工芝には、長尺状の「ロールタイプ」と、マット状のパーツをつなげる「ジョイントタイプ」があります。ロールタイプは継ぎ目が目立ちにくく、庭の景観を重視する場合に適しています。一方のジョイントタイプは継ぎ目が出やすいため、部分的な設置や補修に向いています。
住宅の庭に敷く場合は、見た目の仕上がりを考慮してロールタイプを選ぶケースが多く見られます。
人工芝に合うウッドデッキの素材選び

ウッドデッキの素材は、大きく「天然木」と「人工木」に分かれます。人工芝との相性を考えるうえでは、それぞれの特徴を理解したうえで選ぶことが重要です。
天然木ウッドデッキの特徴
天然木ウッドデッキは、木本来の質感や色合いを楽しめる点が魅力です。時間の経過とともに風合いが変化していくため、経年変化を楽しみたい人に向いています。
一方で、屋外に設置する以上、雨風や紫外線の影響を受けやすく、定期的な塗装や防腐処理といったメンテナンスが欠かせません。人工芝と組み合わせる場合、湿気がこもりやすい部分は腐食やカビのリスクが高まる点に注意が必要です。
人工木ウッドデッキの特徴
人工木ウッドデッキは、樹脂とアルミなどを組み合わせた素材で、水を吸収しにくい構造になっているものが多く、腐食やカビが発生しにくい点が特徴です。天然木のような色ムラや木目を再現した製品も多く、見た目の質感を保ちながら耐久性を高められます。
人工芝と組み合わせる場合、湿気による影響を受けにくい人工木は、メンテナンスの手間を抑えたい人に適した選択肢です。
ウッドデッキに人工芝を敷いた後のメンテナンス方法

人工芝を敷いた後も、ウッドデッキと合わせて適切な手入れを続けることで、庭の状態を長く保てます。
定期的な清掃で汚れを溜めない
人工芝の表面には、落ち葉やホコリ、花粉などが溜まりやすくなります。ブラシやほうきで定期的に汚れをかき出すことで、見た目の美しさと水はけの機能を維持しやすくなります。ウッドデッキ側も、隙間に溜まった落ち葉や砂を取り除くことで、湿気のこもりを防げます。
排水経路の詰まりをチェックする
人工芝の透水穴やウッドデッキの隙間にゴミが詰まると、雨水が抜けにくくなり、湿気がこもる原因になります。季節の変わり目など、定期的に排水経路の状態を確認しておくと安心です。
経年劣化のサインを見逃さない
ウッドデッキの色あせやささくれ、人工芝の毛羽立ちや色褪せは、経年劣化のサインです。とくに天然木ウッドデッキは、劣化を放置すると腐食が進みやすいため、早めの補修や塗装のし直しが庭全体の寿命を左右します。
ウッドデッキと人工芝はDIYできる?

ウッドデッキと人工芝は、専門業者に依頼しなくても自分で施工できる庭づくりの手法です。ただし、庭の条件によってはDIYが難しいケースもあるため、範囲を見極めることが大切です。
DIYでできる範囲・向いているケース
基本的にDIYは可能です。窓に面したスペースにウッドデッキを設置し、残りのスペースに人工芝を敷くという流れが一般的で、人工芝は庭の形状に合わせてカットし、風でめくれないよう縁石やピンで固定します。庭の広さにもよりますが、両方の施工を合わせて3日程度が目安です。
施工費用を抑えられる点がDIYの大きなメリットですが、地面の水平が取れていないとウッドデッキがぐらついたり、人工芝の下に凹凸ができたりする可能性があります。平坦で面積が限られた庭は、DIY向きのケースといえます。
DIYが難しい・プロに依頼すべきケース
庭の面積が広い場合や、地面の勾配が複雑な場合、水はけを考慮した排水設計が必要な場合は、DIYでの対応が難しくなります。とくにウッドデッキの基礎工事は仕上がりの耐久性に直結するため、不安がある場合は施工実績のある業者に相談することをおすすめします。
ウッドデッキと人工芝のおしゃれな組み合わせ方
実際の商品を組み合わせると、庭の完成イメージがつかみやすくなります。ここではデザイン性と機能性のバランスがよい3つの組み合わせを紹介します。
LIXIL樹ら楽 プレーンタイプ+人工芝 パークシア

シンプルなデザインで住宅を選ばない「樹ら楽 プレーンタイプ」に、U字型の芝断面でふわふわとした質感の「パークシア 芝丈35mm」を合わせた組み合わせです。主張しすぎないウッドデッキが人工芝の緑を引き立て、庭全体にナチュラルな統一感が生まれます。
千葉県印旛郡 栄町の施工事例
床下は目隠しネットで囲われ、すっきりとした印象に。周囲には明るい緑の人工芝を敷き詰め、フェンスとの組み合わせで庭全体に統一感のある仕上がりとなっています。
YKKAPリウッドデッキ S+人工芝 パークシア プロテクト

耐水性・耐候性に優れた「リウッドデッキ S」と、抗菌加工と遮熱機能を備えた「パークシア プロテクト」の組み合わせです。小さな子どもやペットが素足で過ごす時間が多い庭にも向いており、機能面を重視したい方におすすめです。
千葉県流山市の施工事例
庭を有効活用したいという思いから設置し、抗菌加工の人工芝で子どもも安心して遊べる庭に。ウッドデッキが家族団らんのテラス空間として活躍しています。
まとめ
ウッドデッキと人工芝は、DIYのしやすさとメンテナンス性の高さから相性のよい組み合わせです。素材ごとの特徴を踏まえたうえで、湿気対策や排水経路を意識した施工・管理を続けることが、庭を長くきれいに保つポイントになります。
ウッドデッキと人工芝の組み合わせを検討する際は、ぜひエクスショップにご相談ください。豊富な商品ラインナップと施工実績をもとに、住宅や庭の雰囲気、設置場所に合わせた最適な組み合わせをご提案します。
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