二重窓は本当に防音効果がある?遮音の仕組み・効果の目安・失敗しない選び方を徹底解説

【更新日】2026年03月24日

「道路沿いの騒音で眠れない」「隣の部屋の生活音が気になる」といった悩みを抱えて、二重窓(内窓)の設置を検討している方も多いのではないでしょうか。ただ、本当に効果はあるのか、どれくらい静かになるのかと疑問に思う方も少なくありません。この記事では、二重窓の防音効果の仕組みから選び方まで、失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。

二重窓は防音に効果がある?

二重窓は防音対策として有効ですが、すべての音に万能ではありません。音の種類や状況によって差があるため、まずはどのくらい静かになるのかを理解しておくことが大切です。

防音効果の結論と期待できる目安

二重窓を設置した場合、一般的に10〜20dB程度の遮音効果が期待できるといわれています。10dBの差は音のエネルギーが約10分の1になるとされ、体感上は「半分程度に静かになった」と感じるのが目安です。窓は壁に比べて遮音性が低く、外からの騒音の大部分が窓から入ってくるため、二重窓にすることで室内全体の静けさが大きく変わります。

すべての音に効くわけではない理由

二重窓は「空気を伝わる音(空気音)」には効果を発揮しますが、床や壁・構造体を振動させて伝わる「固体音(固体伝播音)」には効きにくいという特性があります。たとえば、上の階の足音や、給排水管に伝わる音などは、窓を二重にしても軽減されにくい音です。また、壁や床からの隙間を通じて入ってくる音がある場合、窓だけを強化しても限界があります。「どこから音が入っているか」を正しく把握したうえで、二重窓の導入を検討することが重要です。

そもそも二重窓(内窓)とは?防音の仕組み

そもそも二重窓(内窓)とは?防音の仕組み

二重窓の効果を正しく理解するには、まず「どんな構造なのか」を知っておくことがポイントです。

既存窓の内側に取り付ける「内窓」のこと

二重窓(内窓)とは、既存の窓(外窓)の内側にもう一枚窓を設置する工法のことです。外壁や外窓はそのままに、室内側に新しい窓枠とガラスを追加するため、大がかりな工事が不要で、多くの場合1〜2時間程度の工事で完了します。マンションの専有部分に取り付けるため、管理規約で認められていれば賃貸でも設置できるケースがあります。また、防音効果だけでなく、断熱・結露対策・防犯性の向上といった複数のメリットも同時に得られるのが特徴です。

空気層が音を遮断する仕組み

二重窓は、外窓と内窓の間の「空気層」で音を減らす仕組みです。音はガラス→空気→ガラスと通るたびに反射・吸収され、エネルギーが弱まります。一枚窓に比べて遮音性が高く、空気層の厚さ(70〜100mm)が性能に影響します。さらに、内窓と外窓のガラス厚を変えることで、特定周波数が通り抜けやすくなる「コインシデンス効果」を抑え、より広い音域での遮音効果を発揮できます。

二重窓でどれくらい静かになる?防音効果の目安

二重窓でどれくらい静かになる?防音効果の目安

二重窓の遮音性能は、JIS規格で定められた「T値(遮音等級)」で表されます。T-1〜T-4の4段階があり、数字が大きいほど遮音性能が高くなります。

遮音等級(T値) 遮音目安(dB) 主な環境・用途
T-1 約25dB 交通量の少ない道路、室内の話し声
T-2 約30dB 幹線道路沿いや電車沿線の騒音、住宅向けスタンダード
T-3 約35dB 騒音の大きい環境、幹線道路近くや飛行ルート下
T-4 約40dB 音楽スタジオ、特殊施設など高遮音が必要な場所

日常生活の防音対策であれば、T-2以上を目安に選ぶと十分な効果が期待できます。騒音が特に気になる環境ではT-3以上も視野に入れて検討してみましょう。

防音効果を左右する!ガラス・サッシの選び方

防音効果を左右する!ガラス・サッシの選び方

二重窓の防音性能は、製品のグレードだけでなく、ガラスの種類とサッシの素材・気密性の組み合わせによって大きく変わります。

ガラスの種類と厚みで防音性能を決める

防音性能を高めるうえで、ガラス選びは最も重要なポイントです。1枚ガラスより、2枚の間に空気やガスを封入した複層ガラス(ペアガラス)の方が断熱性は高いですが、防音性には注意が必要です。同じ厚さの複層ガラスは特定周波数が透過しやすくなる「コインシデンス効果」が起こる場合があります。防音を重視するなら、内窓と外窓でガラス厚を変えた異厚複層ガラスや、防音フィルム入りの合わせガラスが効果的です。幅広い周波数の音を減らせます。

サッシの素材と気密性で遮音効果を高める

どれだけ性能の高いガラスを選んでも、サッシの気密性が低いと音は漏れます。内窓に使われるサッシはアルミ製と樹脂製が主流ですが、防音・断熱の両面で優れているのは樹脂製サッシです。樹脂はアルミに比べて熱伝導率が低く、振動も伝わりにくいため、遮音性・断熱性ともに高い性能を発揮します。また、気密性の高いサッシは窓とフレームの間に隙間が生まれにくく、音の侵入を物理的にブロックする効果があります。内窓を選ぶ際は、ガラスとセットでサッシの気密性能(気密等級)も確認するようにしましょう。

取り付けや隙間の工夫で防音効果を高める

二重窓の防音性能は、施工や隙間処理の精度によっても大きく左右されます。壁や床、窓枠まわりの小さな隙間をシーリング材で丁寧に埋め、窓枠を水平・垂直に正確に設置することが重要です。施工の精度や取り付け方法次第で、同じガラスやサッシを使っても、防音効果に目に見える差が生まれることがあります。細かな工夫や確認作業を積み重ねることで、二重窓の遮音性能を最大限に引き出し、静かで快適な室内環境を実現できます。

防音対策におすすめの二重窓(内窓)商品紹介

ここでは、エクスショップで取り扱うおすすめ製品をご紹介します。

インプラス

騒音・結露・冷暖房効率の悪さにお悩みの方に人気の内窓「インプラス」。今ある窓の内側に取り付けるだけのシンプルな工事で、防音や断熱、結露対策、防犯まで一度に解決できます。省エネ効果も期待できるため、快適性とコスト削減を同時に叶えたい方におすすめです。

茨城県牛久市の施工事例

キャラメルウッドGの温かみある窓枠カラーで、お部屋が落ち着いた雰囲気に。防音効果はもちろん、断熱・結露防止など複数の効果も期待できる仕上がりになりました。

山口県宇部市の施工事例

ホワイトの窓枠で、お部屋全体が明るく清潔感のある印象になりました。騒音が気にならないほど静かになり、防音・断熱効果をしっかり発揮しています。

インプラス for Renovation

騒音・結露・冷暖房効率の悪さにお悩みの方におすすめの内窓「インプラス for Renovation」。今ある窓枠を活かしてリフォームできるため、短時間でかんたんに快適空間が生まれます。断熱効果で省エネ効果も期待でき、防音や防犯対策にもなる注目の商品です。

大阪府四条畷市の施工事例

浴室への施工で、入浴中の雑音がなくなり快適な空間に。ユニットバス対応のインプラスで、防音・断熱効果を実現しています。

大阪府四条畷市の施工事例

雑音が減り、室内は快適な環境に。スタイリッシュなデザインで空間をおしゃれに演出しつつ、快適さも両立しています。

プラメイクEⅡ

寒さ・結露・騒音にお悩みの方におすすめの内窓「プラメイクEⅡ」。スタイリッシュなグレーから和室にも馴染むイエローマーブルまで5色から選べるため、お部屋の雰囲気に合わせてコーディネートできます。防音・断熱効果で冷暖房費の節約にもつながります。

奈良県宇陀市の施工事例

二重窓の設置で断熱性が高まり、静かで暖かい空間に。採光を損なうことなく、快適で居心地の良い環境が実現しました。

埼玉県さいたま市の施工事例

交通量の多い道路沿いでも、二重窓の設置で騒音が改善されました。防音効果をしっかり発揮し、静かで快適な住環境が整いました。

LiteU

スタイリッシュでリーズナブルな内窓「LiteU」。断熱性は他の内窓と同水準を保ちながら、取り付け後の窓枠を薄くすっきりとした印象に仕上げられます。お部屋の雰囲気を損なわず自然に溶け込むデザインで、コストを抑えながら快適な住環境を実現したい方におすすめです。

静岡県静岡市の施工事例

寒さ対策として取り入れたLiteU。防音効果はしっかり発揮され、冬場の断熱効果にも期待が高まる施工となりました。

静岡県静岡市の施工事例

ホワイトの窓枠がお部屋の雰囲気にマッチし、すっきりとした印象に。騒音が約3分の1に軽減され、隙間風や冷気も大きく改善されました。

まとめ|二重窓で防音効果を最大化するために大切なこと

二重窓は、正しく選べば生活の静けさを大きく改善できる防音対策です。効果を最大化するには、悩みの音の種類を把握したうえで、防音性能の高いガラスと気密性の高いサッシを組み合わせることが重要です。遮音等級T-2以上を目安に選ぶと、設置後の満足度が高まりやすいでしょう。
エクスショップでは、防音性能と断熱性能を両立した二重窓(内窓)を幅広く取りそろえています。少しでも興味のある方は、ぜひこの機会にお問い合わせください。

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