シャッターの後付けは可能?方法やメリットについて解説
【更新日】2026年08月15日

シャッターは防犯対策はもちろん遮熱・遮光効果も期待できるため、あとから窓に取り付けたいと考える人も多いのではないでしょうか。
基本的にシャッターの後付けは可能であるものの、中には取り付けできない窓もあるため注意が必要です。
そこで、今回の記事では、シャッターの後付けのメリットやデメリット、設置事例について紹介します。
シャッターの後付けは可能?

シャッターは、基本的に窓やガレージであっても後付けすることが可能です。
しかし、窓の状態によっては取り付けられないケースもあるため事前に確認が必要となります。
基本的に、外壁にシャッターを設置するスペースがあり、建物が木造または鉄筋コンクリート造であれば問題なく取り付けができるでしょう。
一方、取り付けができない窓の特徴として、窓とシャッターが干渉してしまう構造が挙げられます。
たとえば、出窓や外付けの窓が該当するでしょう。
なお、もしシャッターを検討する際に、取り付け可能かわからない場合は、業者へ確認をすることをおすすめします。
シャッターを後付けするメリット

窓にシャッターを後付けするメリットには、主に以下の3つがあります。
それぞれみていきましょう。
防犯対策になる
シャッターは、防犯対策としても有効です。
空き巣の侵入手段として多いのが、窓のガラスを割るものです。
しかし、シャッターがあると窓ガラスを直接割ることができないため、侵入のリスクを軽減できます。
より安全性を高めたい方は、手動シャッターよりも電動シャッターのほうが、こじあけにくいためおすすめです。
特に2階は無防備になりがちであるため、万が一に備えて電動シャッターを検討するのもよいでしょう。
遮熱・遮光効果が期待できる
窓にシャッターを取り付けることで、遮熱・遮光効果が期待できます。
外気が入り込むのを防げるため、室内を快適な温度で保てるでしょう。
また、強い日差しによる室内温度の上昇を防げるほか、太陽光による床やたたみの日焼け防止にも役立ちます。
シャッターの種類によっては日差しのみを遮り風は通すタイプや、日光の量を調整できるタイプもあるため、必要性に応じて最適なシャッターを選ぶことが可能です。
雨や風から窓ガラスを守れる
台風などの強風により、窓ガラスに飛来物が当たるのを防ぐ役割もあります。
飛来物によって窓が割れてしまうと、雨風が吹き込むだけでなく、ガラスの破片などによってケガをするリスクが高まります。
強風時にはシャッターを閉めれば、安心して過ごせるのがメリットといえるでしょう。
シャッターを後付けするデメリット

シャッターを後付けする際、メリットがある一方で以下のデメリットも生じます。
設置費用がかかる
シャッターで後付けする場合、商品価格に加えて設置費用も生じます。
シャッターの種類によって価格は異なりますが、手動シャッターで10~15万円、電動シャッターで30万円前後が一般的です。
電動シャッターは電気配線の工事費用も必要となるため、手動シャッターよりも設置費用が割高になります。
また、メンテナンス費用や電気代など、取り付けた後も維持費がかかる点に注意しなくてはなりません。
シャッターの後付けを検討する際は、目的を明確にしたうえで使い勝手のよいものを選ぶことが大切です。
すべての窓に対応できるわけではない
先にも述べたように、すべての窓にシャッターを取り付けられるわけではありません。
窓の上部にはシャッターを収納するためのシャッターボックスを設置しなくてはならないため、設置スペースが確保できているかどうかも重要な判断ポイントです。
シャッターを設置できるかどうか判断に悩む場合は、業者に一度確認するようにしましょう。
電動シャッターは停電の際に使用できない
電動シャッターは停電の際に使用することができません。
たとえば、ガレージに電動シャッターを設置している場合、停電時に車の出し入れができなくなる恐れがあるため注意が必要です。
このような事態を避けるためにも、停電時に手動への切り替えが可能なタイプを選ぶなど、設置箇所に合わせた種類のシャッターを選ぶように心がけましょう。
見落とされやすいデメリットと、その対策

費用や設置条件のほかにも、実際に使い始めてから気づく点がいくつかあります。
あらかじめ知っておくと、対策を含めて検討できます。
閉めると室内が暗くなり、風も通らない
シャッターは、閉めると光も風も遮ります。
防犯のために夜間閉めておきたい一方で、朝の光が入らない、夏場に窓を開けて風を通せない、という状態になります。
対策
スラット(羽根)に隙間を作れる「採風タイプ」を選ぶ方法があります。
閉めたまま光と風を通せるため、就寝中や留守中でも窓を開けておけます。
ただし価格は上がります。
エクスショップの取扱商品で比べると、バルコニー標準納まりの標準タイプが工事費込み223,000円からであるのに対し、採風タイプは555,500円からでした(2026年8月時点)。
すべての窓を採風タイプにするのではなく、寝室など風を通したい窓だけに使うという考え方もあります。
窓まわりの見た目が変わる
後付けの場合、シャッターを巻き取る箱(シャッターボックス)が窓の上に外付けされます。
新築時に組み込まれたものと違い、外から見て箱が分かる納まりになります。
また、窓の左右にレールが付くため、窓まわりの印象は変わります。
正面の目立つ窓では、事前に完成イメージを確認しておきたいところです。
対策
本体の色を外壁やサッシに近づけると、なじみやすくなります。
また、バルコニーがある窓では、手すりの内側にボックスを納める「ボックス下げ納まり」を選べる製品もあります。
毎日の開け閉めが手間になる
手動式は、窓を開けてシャッターを上げ下ろしする動作が毎日発生します。
窓の数が多いほど、この手間は積み重なります。
また、金属が擦れる音が出ますので、早朝や深夜の開閉では近隣への配慮が必要です。
対策
電動式にすると、室内のスイッチやリモコンで操作できます。
ただし価格差があり、標準納まりの標準タイプで比べると、手動式が工事費込み136,700円から、電動式が245,000円からでした。差は約11万円です。
1階の大きな窓や、脚立が必要な位置の窓だけを電動にするという分け方もあります。
手入れをしないと動きが悪くなる
シャッターは屋外に付く部材ですので、レールに砂やほこりがたまります。
そのままにすると、開閉が重くなったり、途中で引っかかったりします。
年に1〜2回、レールの溝のごみを取り、乾いた布でスラットを拭いておくと動きが保てます。
潤滑剤を使う場合は、製品の説明で指定されたものを使ってください。油分の強いものはほこりを呼び込みます。
電動式は、モーターやリモコンといった部品が故障する可能性もあります。
保証の範囲と、修理を依頼できる窓口を確認しておくと安心です。
集合住宅や賃貸では設置できないことが多い
マンションの窓や外壁は、多くの場合「共用部分」として扱われます。
専有部分ではないため、住戸の判断だけでシャッターを取り付けることはできません。
賃貸住宅でも、外壁に穴を開ける工事になるため、所有者の許可なく設置することはできません。
対策
管理規約を確認し、管理組合や所有者に相談してください。
設置が難しい場合は、防犯フィルムや内窓(二重窓)など、室内側で対応できる方法が選択肢になります。
費用は「窓の位置」と「納まり」で大きく変わります
デメリットの中でも判断に迷いやすいのが費用です。
実際にどのくらいの幅があるのか、取扱商品13点を集計しました。
| 項目 | 工事費込みの価格 |
|---|---|
| もっとも安い商品 | 136,700円(標準納まり 標準タイプ 手動式) |
| 価格帯の中心(中央値) | 約32万円 |
| もっとも高い商品 | 572,900円(採風タイプ 高機能リモコン) |
※2026年8月時点の取扱商品13点を集計した価格です。窓のサイズによって金額は変わります。
価格に幅が出る主な理由は、次の3つです。
ひとつ目が納まりです。バルコニーのある窓は、手すりとの取り合いを調整するため、価格が上がります。
ふたつ目が操作方式です。手動式と電動式では約11万円の差がありました。
みっつ目が機能です。採風タイプや耐風タイプは、標準タイプより高くなります。
加えて、2階の窓では足場が必要になる場合があります。
複数の窓をまとめて工事すると、足場を1回で共用できるため、1窓あたりの負担を抑えられることがあります。
デメリットを踏まえた、優先順位の付け方
費用も手間もかかるため、家中の窓に一度に付ける必要はありません。
次の順で考えると、効果と費用のバランスを取りやすくなります。
1. 道路や隣家から見えにくい窓を優先する
侵入されやすいのは、人目に付きにくい窓です。
建物の裏側や、塀や植栽で隠れている窓から検討すると、防犯の面では効果が高くなります。
2. 目的によって仕様を変える
台風時の飛来物対策が目的なら耐風タイプ、就寝中も風を通したいなら採風タイプ、というように、窓ごとに目的が異なります。
すべてを同じ仕様にすると、必要のない機能に費用をかけることになります。
3. ほかの方法と比べてから決める
防犯だけが目的であれば防犯フィルムや補助錠、断熱が目的であれば内窓というように、シャッター以外の選択肢もあります。
目的を整理したうえで、シャッターが適しているかを判断しましょう。
どの窓にどの仕様が合うか判断が難しい場合は、現地を見てもらうのが確実です。
窓の寸法や外壁の状況によって、選べる製品が変わるためです。
シャッターを後付けする方法

シャッターの後付け方法として、主に以下の2つの方法があります。
新規に取り付ける場合
現状、雨戸やシャッターがついていない状態であれば、外壁の上から新しいシャッターを設置します。
基本的にシャッターの設置工事は短時間で終わることが多く、手軽にリフォームが可能です。
ただし、取り付け場所が2階である場合は、足場の設置が必要なケースもあるので事前に確認しましょう。
既存の雨戸・シャッターと取り替える場合
すでに雨戸やシャッターが付いている場合、新しいシャッターを設置する前にそれらを撤去する必要があります。
また、場合によっては新たにシャッターを設置するにあたり、壁の補修が必要となるケースもあるため、想定よりも費用が高くつくケースも少なくありません。
ただし、シャッターの種類によっては、本体の入れ替えのみで済むケースもあるため、業者に相談することをおすすめします。
後付けにおすすめの窓シャッターと設置事例
ここでは、後付けにおすすめの窓シャッターと設置事例について紹介します。
リフォームシャッター 標準タイプ 手動式


1dayリフォームシャッターは、既存の窓に外壁から簡単に取り付けることができます。
あっという間に住まいの防犯性と快適性を向上させられるほか、シャッターを下ろすだけで自動で施錠可能です。
電動タイプと手動タイプの用意があり、多くの場面で使用いただけます。
リフォームシャッター 耐風タイプ 手動式


1dayリフォームシャッターは、既存の窓に外壁から簡単に取り付けることができます。
耐風仕様となっているため、台風地域や沿岸地域など風の強い地域に最適な耐風アルミ窓シャッターです。
操作ひもを引くだけで開け閉めできるほか、楽な姿勢で操作できます。
リフォームシャッター 標準タイプ 電動リモコン式


1dayリフォームシャッターの電動リモコン式です。
幅広い要望にお応えできる鋼板窓シャッターとなっているほか、障害物感知機能(障害物に当たると停止・反転する安全機能)が搭載されているため、安心してお使いいただけます。
まとめ
今回の記事では、シャッターの後付けのメリットやデメリット、設置事例についてお伝えしました。
窓にシャッターを取り付けることで防犯対策に役立つのはもちろん、遮熱・遮光効果も期待できます。
ただし、すべての窓にシャッターが取り付けられるわけではありません。
設置できるか否か判断が付きにくい場合や、どのシャッターが適しているかわからない場合は、業者に一度相談することをおすすめします。
エクスショップでは記事で取り上げた以外にも、操作性や機能性に優れた窓シャッターを数多く取りそろえています。
少しでも興味のある方は、是非この機会にお気軽にお問い合わせください。
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