庭の雑草対策は何が最強?防草シート・砂利・コンクリート・人工芝を比較して解説
【更新日】2026年11月08日
庭の草取りを何度しても、しばらくするとまた生えてくる、と悩んでいる方は少なくありません。
雑草対策には、草取りや除草剤のように「生えた草をなくす方法」と、防草シートや砂利、コンクリートのように「生えにくくする方法」があります。
この記事では、主な雑草対策の効果と手間、費用の違いを比べたうえで、場所ごとにどの方法が向いているかを解説します。
【結論】「最強」は場所で変わる。長く効くのは地面を覆う方法
先に、主な雑草対策を比べておきます。
効果が長く続く方法ほど、最初の費用と手間は大きくなる傾向があります。
| 方法 | 効果が続く期間 | 最初の費用 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|
| 草取り・草刈り | 短い(数週間〜) | ほぼかからない | 狭い場所、花壇や植木の周り |
| 除草剤 | 短〜中(種類による) | 小さい | 植物を育てていない場所、広い場所 |
| 防草シート+砂利 | 長い | 中くらい | 家の周り、通路、使わない庭 |
| 人工芝(下に防草シート) | 長い | 中〜大きい | 子どもやペットが遊ぶ庭 |
| コンクリート・タイル | とても長い | 大きい | 駐車場、よく歩く通路、物干し場 |
毎年の草取りから解放されたい場合は、防草シートと砂利、人工芝、コンクリートのように、地面を覆って日光を遮る方法がおすすめです。
どれを選ぶかは、その場所を「どう使うか」で決めるとよいでしょう。
雑草が何度も生えてくる理由
土の中に種や根が残っている
雑草は、地面の上に見えている部分を取っても、土の中に種や根が残っていると、また生えてきます。
地下で根や茎を伸ばして増える草は、表面だけを刈っても根から再び伸びてきます。
草取りを続けても終わりが見えないのは、このためです。
日光と水があれば生える
雑草が育つには、日光と水が欠かせません。
防草シートやコンクリートで地面を覆う方法は、この日光を遮ることで、雑草を生えにくくしています。
反対に、覆いにすき間や破れがあると、そこから光が入って雑草が生えてきます。
生えた草をなくす方法
草取り・草刈り
手で抜く草取りは、根から取り除けるため、刈るだけの場合より次に生えるまでの期間が長くなります。
雨のあとなど土がやわらかいときに行うと、根まで抜きやすくなります。
費用はかかりませんが、広い庭では時間と体力の負担が大きく、季節ごとにくり返す必要があります。
除草剤は「登録」の表示を確かめて使う
除草剤には、葉や茎にかけて枯らすタイプと、土にまいて生えてくるのを抑えるタイプがあります。
購入するときに確かめたいのが、容器の表示です。
農林水産省の案内によると、庭木・芝・花などを育てている場所で使えるのは、容器に「農林水産省登録第〇〇〇〇号」と書かれた、農薬として登録のある除草剤です。
「農薬として使用することができない」と書かれた除草剤は、道路や駐車場など植物を育てていない場所向けで、庭木や芝、花の栽培・管理に使うことは法律で禁止されています。
また、住宅地で農薬を使うときは、周りへの配慮も求められています。
農林水産省と環境省の通知「住宅地等における農薬使用について」では、風の弱い日や時間帯を選ぶこと、飛び散りにくい粒状の剤を使うこと、草刈りなどの方法も取り入れて使う回数や量を減らすことなどが挙げられています。
お隣との境目や、子どもやペットが遊ぶ場所の近くでは、特に注意するとよいでしょう。
雑草を生えにくくする方法
防草シート:日光を遮って雑草を抑える
防草シートとは、地面に敷いて日光を遮り、雑草が育つのを抑えるシートです。
雨水は通すため、水たまりができにくいのが特徴です。
シートだけで敷く方法と、シートの上に砂利をのせる方法があり、砂利をのせるとシートが日差しや風で傷みにくくなり、見た目も整います。
敷くときは、草を根から取り除いて地面を平らにならし、シートの重なりを十分にとって、固定ピンでしっかり留めることが大切です。
端やつなぎ目、ピンの穴のすき間から光が入ると、そこから雑草が生えてきます。
とがった芽を持つ草や、地下で茎を伸ばす草が多い場所では、厚手で目の詰まったシートを選ぶと安心です。
砂利:シートと組み合わせると効果が長続き
砂利だけを敷いた場合、砂利のすき間から光が届いたり、風で運ばれた土に種が落ちたりして、雑草が生えてくることがあります。
防草シートの上に砂利を敷くと、それぞれの弱点を補い合えます。
砂利は色や大きさで庭の印象が変わり、踏むと音が出るため人の出入りに気づきやすくなります。
一方で、歩きにくい、落ち葉の掃除がしにくい、といった面もあります。
人工芝:見た目を緑に保ちながら雑草を抑える
人工芝は、天然芝のような芝刈りや水やりが不要で、一年中緑の見た目を保てます。
人工芝の下に防草シートを敷くと、すき間から雑草が伸びてくるのを抑えやすくなります。
子どもやペットが遊ぶ庭に向いていますが、夏の日差しで表面が熱くなる点には注意が必要です。
選び方は人工芝の選び方とおすすめの商品、手入れの方法は人工芝の手入れは本当に必要? 理由・方法・おすすめ徹底解説で紹介しています。
コンクリート・タイル:雑草の心配がほぼなくなる
地面をコンクリートやタイルで覆うと、すき間や目地を除いて雑草はほとんど生えなくなります。
車の出し入れや物干し、自転車の置き場など、よく使う場所に向いています。
ただし、費用が大きく、一度施工すると元に戻しにくいこと、夏は照り返しで暑くなりやすいことも考えておきたい点です。
駐車場の土間コンクリートの費用は駐車場の土間コンクリート費用はいくら?1台・2台分の目安と施工事例、コンクリート・砂利・アスファルトの比較はカーポートの地面はどうする?土間コンクリート・砂利・アスファルトを比較で解説しています。
場所別のおすすめの雑草対策
家の周り・通路
建物の周りや、ふだんあまり歩かない通路には、防草シートと砂利の組み合わせが向いています。
費用を抑えながら長く雑草を抑えられ、雨水も地面にしみ込みます。
建物の基礎の周りは、湿気がこもらないように水はけにも気を配るとよいでしょう。
駐車場・よく歩く場所
車が乗る場所は、砂利だとわだちができたり、シートがずれたりしやすいため、コンクリートが向いています。
費用を抑えたい場合は、タイヤが乗る部分だけをコンクリートにして、ほかを砂利や人工芝にする方法もあります。
子どもやペットが遊ぶ庭
庭で遊ぶ時間が長い場合は、人工芝がおすすめです。
転んでもけがをしにくく、雨のあとでも泥で汚れにくくなります。
犬を遊ばせる庭については、ドッグランを人工芝にするメリット・デメリット!後悔しない選び方を徹底解説も参考にしてください。
花壇・植木の周り
植物を育てている場所は、地面をすべて覆うことができないため、こまめな草取りが基本になります。
除草剤を使う場合は、前述のとおり「農林水産省登録」の表示があり、使いたい場所や植物が使用方法に含まれているものを選んでください。
エクスショップで扱う雑草対策の商品
防草シート
エクスショップでは、防草シートとしてザバーンとグラスバスター(大建工業)を扱っています。
ザバーンは「136」「240」「350」の3種類があり、商品名に記載された厚みはそれぞれ0.4mm、0.64mm、0.8mmです。
グラスバスターには、砂利の下に敷く「砂利下用」と、そのまま敷く「直敷き用」があります。
いずれも価格はお問い合わせで案内されています。
≫詳しい商品情報はこちら(ザバーン 350)
≫詳しい商品情報はこちら(グラスバスター 砂利下用)
化粧砂利
防草シートの上に敷く砂利も扱っています。
茶系で和風の庭やアプローチになじむ伊勢砂利は、配送費込みで6,853円から(20kg単位)、明るい白系の白砕石は5,863円から(20kg単位)です。
※価格は2026年11月8日にエクスショップの商品ページで確認したもので、配送先や数量によって変わります。
≫詳しい商品情報はこちら(伊勢砂利)
≫詳しい商品情報はこちら(白砕石)
DIYと業者への依頼の分かれ目
狭い範囲に防草シートと砂利を敷く作業は、DIYでも取り組みやすい作業です。
一方で、広い面積や、地面の凹凸が大きい場所、コンクリートを打つ工事は、仕上がりの差が出やすいため業者に任せると安心です。
DIYで外構に取り組むときの注意点は、初心者でもできる!外構DIYの始め方と注意点まとめで紹介しています。
まとめ|使い方に合わせて「地面を覆う」対策を選ぶ
雑草は、土の中に種や根が残り、日光と水があれば何度でも生えてきます。
草取りや除草剤は手軽ですが効果は一時的で、除草剤は「農林水産省登録」の表示と使い方を確かめることが大切です。
長く雑草を抑えたい場合は、家の周りは防草シートと砂利、遊ぶ庭は人工芝、駐車場はコンクリートのように、場所の使い方に合わせて地面を覆う方法を選ぶとよいでしょう。
もし、どの雑草対策が自宅の庭に合うか悩んでいる場合は、エクスショップへお問い合わせください。
エクスショップでは日本全国へ、無料の出張見積もりを行っています。
実際に現地を訪問することで、庭の広さや使い方に合った方法をご提案できます。
ぜひ、草取りに追われない快適な庭を実現させてください。
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