動画本編
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家族が増え、思い出が増える。そして、モノが増える。やがて家の中の収納には限界が来るだろう。
そう、今回は物置のDIYだ。初心者のみんな、安心してくれ。実は物置は、プラモデルのように組み立てることができる。メーカーの説明書がとても親切で、その通りに進めれば、施工完了だ。
だから、組立よりも大切なことを知っておいてほしい。基礎の、土間コンクリートだ。
メーカーとしては、物置を設置する部分の平坦性、そして湿度の関係からコンクリートブロックで底上げすることを推奨している。しかしドライテックの場合、湿度がこもらない構造であり、なおかつアンカーもしっかりと効く。多少の調整は必要になるかもしれないが、実は相性がとてもいいのだ。
さあ、DIYを楽しもう。
物置は、このような梱包で届く。事前にスペースを確保しておくと、作業がスムーズだろう。
これが、組立説明書。施工前にしっかりと読み込んでおこう。
施工手順はいたってシンプル。まず床板を設置。左右の壁、屋根、後ろの壁を付けてから、棚板を入れ、最後に扉を付けて完成だ。
今回は、組み立てやすく職人人気の高い、タクボ物置をエクスショップで購入した。
今回使う道具は、これだ。
ひとつだけ、紹介しておこう。必要な時に、細かな高さの調整を行うためのスペーサーだ。今回は、ホームセンターやエクスショップなどで入手しやすいポリカーボネートを使用する。
それでは、取り掛かろう。
【組立開始】 物置の設置位置を決めるとき、コンセントや配管、屋根など、家の設備と干渉しないように気を付けよう。
土台の部材を並べて配置を確認。
四隅をしっかりと接合していく。
この段階で水平器とスペーサーを使って水平を確認します。
四方の柱を建てボルトで固定していく。
柱の上に梁をかけていきます。
樋を固定する金物を仮止めする。
間柱を建ててから、樋を固定する金物と一緒にしっかり固定。
いよいよ床。歪みを起こさないように全部の床を置いてから本締めする。
付属部品を取り付けて、屋根をかけていく。
順番にボルトで固定していく。
屋根をすべて取り付けた後で梁を固定する。
先ほど固定した金物に樋を取り付ける。
壁を全部仮止めする。
今まで仮止めしていたボルトを全部締めていく。
※最初から締めると建物が歪むのでこのタイミングで締める。
入り口の見切り材を取り付け。
内部に棚柱と棚板を設置。
扉の付属品を取り付けてから釣込む。
扉を釣込んだ後でカバーを取り付け。
四か所をアンカーで基礎としっかりと固定する。
最後に縦樋を付けて完成。
よし、これで大地にフタをしないドライテックと物置の完成だ。大量生産される工業製品も、自分の手で組み立てれば愛着が湧いてくる。まさにいいとこどりのDIYだ。
さあ、次の現場へ行こう。